25 仮面舞踏会
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[ベネデットと話ながら、想う先は今夜の宴。 男は既に、狙いを暫く見ぬ男に定めて居た。 何度も何度も目の前の皇子と揺れるも、未だ利用価値ありと思ったか、天秤はシノワズリの男へと傾いていて。
男はまだこの時は、知らない。 踊ろうと向かった先、既に彼がこと切れてしまう事を。]
(*0) 2011/02/12(Sat) 01時半頃
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[森の木々も寝静まり、音ひとつ立てぬ夜。 男は眼だけがくりぬかれた表情のない仮面を顔に張り付かせ、白一色に身を包んで部屋を出た。身体が軽い。足音も無く廊下を歩く。自分が浮いているのではないかとすら錯覚する程。
もう覚えてしまった城の見取り図。隠し通路を使い、出たのは高い屋根の上。白いマントが翻る。仮面は嗤う。無表情に。]
[屋根からバルコニーを伝う。 誰の部屋を通ったか。目指しているのはシノワズリの男の部屋だった。薄く明かりが灯るそこ。]
(*1) 2011/02/12(Sat) 14時半頃
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ダンスの相手には大きいな?
[まだ彼の今を知らぬ男は上機嫌な声で呟いて部屋へと身を滑り込ませる。ひらりとカーテンを捲くる。瞬間、音が消えた。]
…――、
[相手は既に事切れていた。男は白い手袋をつけた自分の手を見下ろす。は、と息を吐く仮面の内。]
(*2) 2011/02/12(Sat) 14時半頃
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これは…――しくじった。 貴女の仕業か?
[小さく呟いて。白いマントが翻る。行き場の無い想いが膨れて自身を襲う。ぐらり、仮面を着けた顔を手で触れた。鼓動がうるさい。酷く早い。は、は、と息が荒くなる。]
(*3) 2011/02/12(Sat) 14時半頃
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[廊下を駆ける足は酷く酷く重くて。 まるで鉄の塊でも足元に着いているかのよう。]
[そのまま結局男は誰を殺める事も無く、戻る。 仮面がまるで文句を言うように、熱くなる。じわ、と何かが浸食するかのように。両手で剥がした時、その顔には汗が滴っていた]
…――、くそ…っ
[ギリ、と歯軋りの音が 響いた*]
(*4) 2011/02/12(Sat) 14時半頃
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あら、折角の機会でしたのに、 ディーノ様のダンスは見れず終いですか。残念です。
あんなことを口にしながら、パートナーを先に横取りするなんて無粋、 さすがのあたしでも致しません。
『踊れ』『踊れ』『踊れ』
全く、どなたでしょうね。あたしたちより先に、 踊る相手を奪ってしまった不埒な方は。
[夜に舞うシリィの聲は、男の傍らに浮かび、踊るように周囲に纏わりつく仮面の口から]
不幸な事故でしょうか。 それともガティネ公爵様も、 どなたかから怨まれていらっしゃったのでしょうか。
(*5) 2011/02/12(Sat) 15時頃
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…怨みならこの城内に
[は、は、と荒い息。周囲を遊ぶ聲を払うかのように、顔はうつむけたまま手を乱暴に払った。肩が上下する。]
…――嗚呼、熱い…――
[仮面が不満を告げるかのよう。 自身の顔に張り付くそれを手にしたまま見詰める内側。ぽたり 顎から汗が落ちた。]
(*6) 2011/02/12(Sat) 15時半頃
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[既に獲物の死絶えた部屋から出てくるディーノと擦違うことはあったか。人影を見つけても、それが対の仮面ならば、襲いかかろうとはしない]
嗚呼、足りませんね。 ……あの娘でも、始末しておきましょうか。
[ディーノの焦りが、仮面を媒介に伝播する。血が足りない、快楽が足りない、死が足りない]
(*7) 2011/02/12(Sat) 15時半頃
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[白いマントを翻し廊下へ出た先。別なる仮面を見つけると寄る足元はおぼつかず、ふらふらと。 呪われた仮面同士、面と向かうのはディーノ・ディンディアは初めてのことだった。眼だけが開いた白い仮面は表情無く、仲間たる仮面を見下ろす。]
…あの娘?
[聞き返す言葉と同時、口からは別の言葉が紡がれていた。]
(*8) 2011/02/12(Sat) 15時半頃
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[絹手袋に覆われた指先がすっと持ち上がる。袂のようにたっぷり広がる袖口の、精緻なレースを見せ付けるようにして。その手には、今は短剣は握られていない。飾り気の無い仮面の丸みを、そっと一撫でする]
あたしとしたことが、侍女に仮面を見つけられてしまったようなのです。 咄嗟に、舞踏会のための仮面だと言い繕いましたが。 呪いの仮面の噂は消えていませんし、少々困ったことになってしまいました。
(*9) 2011/02/12(Sat) 16時頃
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すぐに殺してしまえばいい。
[目の前近くに揺れるレースに白い手袋したままの手は持ち上がり、精巧なそれのが合わさる縫合の糸を、指がなぞる。仮面の丸みに触れればそれは熱く、楕円の孔の奥碧眼は眇められて]
貴女の部屋の侍女か? 今すぐに殺してしまおうか。
[そうすれば不満を零すような仮面の熱も少しは収まるのだろうか。ガンガンと頭痛がする。廊下に長く居れば誰かに見られるかもしれない。]
(*10) 2011/02/12(Sat) 16時頃
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あら、ではお願いできますでしょうか。 ガティネ公爵様よりは、リードし易いかと存じます。
[ひら、と女はその場で一回転してから、爪先立ちのステップで遠ざかる]
あたしはそろそろ、返り血で衣装が足りなくなって参りましたので。 嗚呼、念の為お伺い致しますが、 ディーノ様は女性物の衣装等、お持ちでいらっしゃいませんよね?
(*11) 2011/02/12(Sat) 16時頃
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それではせめてその侍女は私の手で。
[彼女の部屋の侍女はどの女だっただろうか。 男は算段を頭に巡らせながら、続く言葉に肩を竦めた]
判って聞いているのだろう? 山のように、ある。 ローザとバルトロは元仕立て屋だから、幾らでもその身に合わせて調整をさせられる。
[自身の趣味を知っていながら問う女に さも当然という声音]
後でローザを貴女の部屋に向かわせよう。 貴女の好みに合わせてくれるだろう。
(*12) 2011/02/12(Sat) 16時半頃
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『踊れ』 『殺せ』
[仮面の呪いは毎夜生贄を求める。それが叶わぬなら、持ち主の命を糧に、次の者へと渡るだけ。 焦燥に駆られたディーンは、普段見る冷静で生真面目な彼とは別人のよう。唇にくっきり刻まれた弧はそのままに、アイリスを模し刳り貫かれた眼の穴から、一度だけパートナーを心配そうな視線を送ると、再び女は闇夜に舞い消える*]
(*13) 2011/02/12(Sat) 16時半頃
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ありがとうございます。それではまた、明日にでも。
[山のよう、という返答に、フリンジやリボンに埋もれるディーンの姿を想像して、くすりと笑った]
お礼には、レティチェラのクラヴァットでも差し上げましょうか。
(*14) 2011/02/12(Sat) 16時半頃
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…それは、要らない。
[聞こえた声には不満そうに 男は足早に、自身の部屋へと戻っていった。]
(*15) 2011/02/12(Sat) 16時半頃
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[背にのパートナーの心配そうな眼に気づく事は無く。男は侍女を見つけ出す。それは、いとも簡単な事だった。 侍女の方から、探偵の真似事をしている自身に報告にきたからだ。白い衣装を身に着けたまま、にんまりと口元を、思案するかのように顎に当てた手で隠す。 詳しく聞かせてください、と部屋に連れ込んだ女。 悲鳴を上げる隙すら与えなかった。
それでも足りないと仮面は言う。 足りないと諦められれば他へと渡って行くのだろう。 バーナバスの元から自分の下へと来た時のように。
侍女の死体は小さく畳み、クローゼットの奥へと押しやった。幸い持ってきた服は多いから、怪しまれることもあるまいと思う。]
(*16) 2011/02/12(Sat) 17時頃
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[アイリスの部屋へは、ローザが向かったのは何時だったか。。 彼女が昨日のままの服を着て居るとは知らず、レースやフリルが沢山あしらわれた見事と言えるドレスを沢山抱えて。 彼女が選んだものを、持ちこんだ針と糸で見事と言える手さばきで彼女の身に合わせていくだろう]
(*17) 2011/02/12(Sat) 21時頃
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……存じてはおりましたけれど、過保護でございますね。
(*18) 2011/02/13(Sun) 00時頃
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…――――、
[んぐぐ、と喉奥を鳴らす音だけが、返された。]
(*19) 2011/02/13(Sun) 00時頃
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…モンタランベール様は、 貴女を疑っておられるようだ。
[絞り出すような掠れ声。 どうしたものか、と思案も共に流れるだろう]
(*20) 2011/02/13(Sun) 01時頃
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まあ、そうでしょうね。 色々と昨晩、怪しまれるような行動をしてしまいましたから。 なかなかに刺激的な逢瀬でした。
[嗤う仮面が返す思念は、困った風もなくあっさりとしたもの]
(*21) 2011/02/13(Sun) 01時頃
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…彼は、武人だ。 貴女は殺されるぞ。
[あっさりとした言葉に、拍子抜けした声。]
(*22) 2011/02/13(Sun) 01時頃
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ディーノ様は、あまり争い事は お得意でいらっしゃらないようにお見受け致しましたが、 体格差もあれだけおありになるガティネ公爵様に、 殺されると思っていらっしゃいましたか?
[こてり、と可笑しそうに傾ぐ仮面]
(*23) 2011/02/13(Sun) 01時頃
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――それは、否、だが。
[白い仮面はふわりと舞う。 一度目を閉じて、口端に笑みを浮かべた]
バーナバス様も、同じ事を思っていたのでは? [仮面は渡り、自身は彼を屠った。]
(*24) 2011/02/13(Sun) 01時頃
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殺されるのが怖くて逃げるようでは、 仮面の主人は務まりませんでしょう。
[バーナバスの名が出て、少しばかり間が開いた]
元より、ヴェスパタイン様を誅殺せしめた後は、 死罪になろうと構わないと思っておりましたが。
踊り続けられないのは、少々残念です。
(*25) 2011/02/13(Sun) 01時半頃
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…貴女は、死ぬ心算か。
[踊り続けておられぬのは。 覚悟を決めた風の言葉に、渋い声。
彼女はただ、呪いの仮面を持つとして殺される心算なのだろうか。 それとも、バーナバスが――彼が彼の意志でやったことかは判らないが――したように、呪いを誰かに捧げる、否押しつける心算なのだろうか。 男は苦々しい思いを胸に、喉の奥を鳴らす。]
(*26) 2011/02/13(Sun) 01時半頃
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みすみす殺される心算はありませんが。
[シリィから仮面が剥がれ落ちる時。仮面に見放され誰かに渡るのか、それとも仮面の主のまま死ぬのか。それは本人にも分からぬこと]
(*27) 2011/02/13(Sun) 02時頃
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それは――勿論、だが。 貴方に彼を、殺せるのか?
[夢見るように恋をしていた彼女。 それはアイリスだろうか、シリィだろうか。 男の記憶は手紙であり、踊る彼女であり、 どちらもストロベリーブロンドの、女。
仮面は無表情に自分を後ろから見下ろして居るように思える。 殺さぬと、渡るぞ、と。 渡られた男は身に沁みて、それを知って居る。]
(*28) 2011/02/13(Sun) 02時頃
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あら、殺せないかも知れないと申し上げましたら、 ご助力願えるのでしょうか?
[媚びと冗談を混ぜて、かくりと反対側に仮面が傾ぐ]
自分の不始末くらいは、自分でつけたい所存ですが。 駄目ですね。バーナバス様の時といい、 どうしてもパートナーに迷惑ばかりかけてしまいます。
[笑うことしか知らぬ仮面は、少し歯痒そうに苦笑した*]
(*29) 2011/02/13(Sun) 02時頃
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