人狼議事


92 帝都の夏、長い夜

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【赤】 記者 イアン

ケイト! 今日がお前の命日だ!

2013/08/13(Tue) 00時頃

【赤】 落胤 明之進

 ――――…血だけで止まる思えへんしな。


[ぽつり、と呟けば無理矢理に魅惑的な存在から目を逸した。]

(*0) 2013/08/13(Tue) 01時頃

【赤】 記者 イアン

…………?


[呟きの意味がうまくつかめずに首を傾げる。]


俺に、何かできる事は?


[これなら、最初からあの女を撃ち殺しておけばよかった。]

(*1) 2013/08/13(Tue) 01時頃

【赤】 落胤 明之進

[血を啜れば、その肉にまで喰らいつくだろう。
甘美な味わいが口に広がれば、彼が絶命しても尚、その肉を喰らう事を止める事など出来るはずもない。]


 …俺、そんな弱って見えるん?
 平気やから…だからあんま俺を困らせんといて。


[苦笑する口元には既に牙が覗いている。
本当に望むモノを隠す事すら出来ずにいた。]

(*2) 2013/08/13(Tue) 01時頃

【赤】 記者 イアン

……うん。

俺なら、大丈夫だから。
明。

[牙が僅かに覗いてみえる。
彼に喰われるなら、本望。ずっとそう言ってきたはずだ。]

(*3) 2013/08/13(Tue) 01時頃

【赤】 落胤 明之進

 ……大丈夫なわけあらへんわ。
 俺は…お前、殺したないて言うてるやろ。


[苦しげに吐き出すその表情は泣きそうに歪む。
焼き切れそうな理性は、ほんの一押しで瓦解してしまいそうで。
衝動を抑えるように、醜い本質を隠すように、口元を手で隠すように押さえた。]

(*4) 2013/08/13(Tue) 01時半頃

【赤】 記者 イアン

……でも、明……

[泣きそうな顔に、自分まで何故か僅かに歪む。
眉を寄せたまま、口元を隠した手にそっと触れた。]

(*5) 2013/08/13(Tue) 01時半頃

【赤】 落胤 明之進

 ………やめ、


[手に触れられれば震える。
揺れる瞳は紅く染まり、理性の崩壊へと向かっていく。

否定するように首を振る様は、まるで嫌がる子供の様で。
余裕のない精神は僅かに歪んだ伊織の表情ですら扇情的に感じる。

堪らず腕が伸びて伊織の頭へと絡みつき、引き寄せて。
その耳朶へと牙をたてようとして、踏み止まった。]


 あかんて…俺、止まられへんから…離れて。


[耳元で囁く言葉とは裏腹にどこか甘く響き。
その腕が離れる事はなかった。]

(*6) 2013/08/13(Tue) 01時半頃

【赤】 記者 イアン

やだ。

[引き寄せられるまま、吸い込まれて。
返す言葉もまた同じく、子供のよう。]


止まんなくていいから。
明の好きなようにすればいい。


[そう言って背に回す腕は、弱弱しくも、しっかりと抱きとめて。]

(*7) 2013/08/13(Tue) 01時半頃

【赤】 落胤 明之進

 ……お前はほんまに阿呆やわ。


[腰掛けていたベッドからずり落ちるように伊織へと体重を掛け。
そのまま肩口へと顔を埋めて牙を立てる。

ぷつり、と皮を破り肉へと食い込めば。
じわ、と血が滲んで口内へと広がっていく。

甘い、痺れるように甘くて、急速に理性が飛んでいくのを感じる。
肉を一口食いちぎって咀嚼すればうっとりと目を細め。
夢中で傷口へと舌を這わせ、血を啜り上げた。]

(*8) 2013/08/13(Tue) 01時半頃

【赤】 記者 イアン

阿呆でいいよ。

[明にならいいと、何度も言っているのに。]


……っつ、……は……ぐ、ぁ……っ……


[ぶつり、と牙が皮を破り、肉を抉る感覚に悲鳴とも喘ぎともつかない声が漏れる。
軽く仰け反り、震える手で明の服を掴む。]


……め……ぇ……ぁ、あ……ッ!

[痛みに耐えながらも、開いた片方の手は優しく髪を梳く。]

(*9) 2013/08/13(Tue) 02時頃

【赤】 落胤 明之進

[喘ぐような悲鳴が耳に心地が良い。
服を掴む仕草も、名前を呼ぶその声も全てが己を支配して、まるで酩酊したかのような揺らぐ感覚。]


 伊織……いおり、もっと…ほしい、て……―――。


[欲望に濡れている瞳に光が戻って来る。]


 あ…俺、は……ごめん、ごめん伊織……っ


[口内に広がる甘い血の味。
目の前で苦しげに喘ぐ伊織、漂う血の匂い。
酔ったような感覚は急速に失せていき、徐々に理性は戻って来るのに。

それでも傷口を這う舌の動きは止まらず。
その血が止まるまで、狂気の沙汰は続く。]

(*10) 2013/08/13(Tue) 02時頃

【赤】 記者 イアン

だ、い……じょ    ぶ……

…………めぇ、へ  き、だか……ら……っ


[身体に力が入らない。
それでも、ゆっくりと背を撫で、薄らと微笑む。

貧血からか、力なく床倒れこんでも、明の頭を抱え、肩口へ寄せて。]

(*11) 2013/08/13(Tue) 02時頃

【赤】 落胤 明之進

[腕の中にいる伊織の身体から力が抜けていくのが分かる。
宥められるように背中を撫でられて、まるでだだをこねる子供の様に小さく首を振り。
その身体を強く抱きしめて、堪えるようにきつく目を閉じた。]


 も…大丈夫やから、暫くこのままにさせて……。


[倒れた伊織に縋り付くように抱きついたまま、落ち着くまで時間は過ぎていくだろう*]

(*12) 2013/08/13(Tue) 02時半頃

【赤】 記者 イアン

ほん、と…………?
……よか   っ …………


[強く抱きしめる腕が心地いい。
痛みで朦朧としつつも、柔らかく撫でる手は止めない。]


めー、なおった、なら いい


[彼の望むまま。
自分の吐息が、やけに大きく聞こえる。鼓動も早い。

――――まだ、生きている。なら、それでもいい。

彼が落ち着いても、そのあとも、寄り添う心算で。
微かに頬を寄せ、身を預けた。]

(*13) 2013/08/13(Tue) 02時半頃

【赤】 記者 イアン

[うまれてから ずっとひとりぼっち

いつまでもいつまでも あにのせなかにおびえてる

"ほんもの"じゃない "にせもの"のじぶんがだいきらい

"にせもの"のことばばかりの いきものも きらい

ただのひとつも ほしいものは てにはいらず

ぜんぶがぜんぶ あにのかりもの

だれにもみとめられない

だれもじぶんをみない

ただ

じぶんかってな りそうだけおしつけられて]

(*14) 2013/08/13(Tue) 03時頃

【赤】 記者 イアン

[かってにあらそって

ののしりあって

ころしあって

そのくせ

なんにもきたいしてなかったくせに

"すめらぎ"だから と こびをうる

そこには にんげんも あやかしも かわりはない]

(*15) 2013/08/13(Tue) 03時頃

【赤】 記者 イアン

[もうたくさん]

(*16) 2013/08/13(Tue) 03時頃

【赤】 記者 イアン

[だから

だれかひとりでも

うそでも

いいから

"いおり"をみてくれるひとが

ほしかった――――――**]

(*17) 2013/08/13(Tue) 03時頃

【赤】 落胤 明之進

[伊織に縋り付くように抱き着いたままどれ程経っただろう。
ようやく頭が冷えた頃には奪った血肉が体中に巡り、失った妖力も戻ってきていた。
それでも完全とは程遠い状態ではあったのだが。

触れ合う温もりが心地よくて、離れ難くて。
耳を擽る吐息も、触れ合った部分から伝わる鼓動も。
まるでお互いの音が交じり合うような心地で、ずっとこのままでいたいと、そう思えども。]


 ……治療せなあかんね。


[未練を切り離すように身体を起こし。
複雑な気持ちで肩口の傷を見つめる。]

(*18) 2013/08/13(Tue) 09時頃

【赤】 落胤 明之進

[身体が資本の仕事をしていれば簡単な治療道具くらいはある。
手先は器用であるから縫合も出来ない事はない。
とは言え噛みちぎった傷跡は抉れ、縫い合わせる事も無理な状態だった。

消毒液を振りかけるだけで激痛が襲うだろう事は想像するまでもなく。
伊織の身体をぐっと抱き寄せ。]


 俺の事噛んでええから、舌噛みなや。


[言うと躊躇いなく傷口を洗い流し、タオルで拭って。
それから消毒液をかけ包帯を巻いた。]

(*19) 2013/08/13(Tue) 09時頃

【赤】 落胤 明之進

[その後は寝かしつけようとして、一悶着があったかどうか。
ともあれ共に眠る事になるだろう*]

(*20) 2013/08/13(Tue) 09時頃

【赤】 記者 イアン

……ん。

[明からつけられた傷。
別に治さなくてもいいのだが、放っておいてこれからの戦闘に支障をきたしても困る。]

………………

[抱き寄せられ、腕を背に回す。
これから襲う痛みがどれ程かは、予想がつく。
でも、それも自分で彼に血肉を与えると決めたときに覚悟したものだ。]

(*21) 2013/08/13(Tue) 11時頃

【赤】 記者 イアン

…………―――――――ッ!!!ぁ……ぁ、ああぁあああぁっ……!

[燃えるように熱い。
大きく身体を痙攣させ、明の肩に噛み付く。
背に回した手も、いつしか爪を立てるように。

包帯が巻かれても、暫くの間は焦がされるような痛みは続いた。]

(*22) 2013/08/13(Tue) 11時頃

【赤】 記者 イアン

[治療が終わっても、暫くは明にしがみついたままで。
こうしているのが、とても心地よくて。]


……なー、明、俺って、なんなんだろうな……


[ぽつ、と注意して聞かないと聞き取れないような小さな声。
明が聞き取れていようといまいと、その返答にかかわらず。
小さく首を振って、目の前の肩口に顔を埋めるようにして唇を落とした。]

(*23) 2013/08/13(Tue) 11時半頃

【赤】 記者 イアン

[その後何かあるにせよ、共に寝る頃にはそれなりに痛みも薄れていて。
寝顔は、何処か穏やかなものであった。]

(*24) 2013/08/13(Tue) 11時半頃

【赤】 落胤 明之進

― 共に眠る前 ―

[肩に噛み付かれ、背中に爪が立てられ知らず眉根が寄る。
痛みにではなく、腕の中の存在の苦しみが自分のせいだったから。
それでも与えられる痛みすらも愛おしく感じて。
己の業の深さに昏い悦びを噛み締めた。

治療が終わり、未だしがみつかれたままの身体を宥めるように撫で。
小さく呟かれた声は触れ合う程に近くにいれば耳に入るのは必然。]


 …伊織は伊織やろ、それ以上でもそれ以下でもあらへんわ。
 それともお前は特別やとでも言って欲しいんか?

 …まあ、特別っちゃそうなんやけど。

(*25) 2013/08/13(Tue) 12時半頃

【赤】 落胤 明之進

 俺が欲しい思うんは伊織一人だけやもん。


[薄く笑みを浮かべる顔はどこか穏やかに見えただろう。
彼の唇が肩口に触れられれば背中が粟立ち。
擽ったそうに僅かに身を捩り、軽く伊織の背中を叩いた。]


 そろそろ寝よか、そのうち熱が出てくる思うしはよ身体休めた方がええ。


[正直、こうやって抱き合っている事は心地よく離れ難いのはある。
だがこのまま続けていれば先ほどの再来が目に見えるようで。
伊織が休んだ方がいい事も事実であるのも相まって、寝るように促した。]

(*26) 2013/08/13(Tue) 12時半頃

【赤】 落胤 明之進

/*
そろそろ表動いて誘い待ちしよかなぁ

(*27) 2013/08/13(Tue) 13時頃

【赤】 記者 イアン

―眠る前―

…………!


[齎された言葉。それに、一度だけびくりと震え、硬直する。
一番欲しかった言葉。
自分のすべてを喰らった彼なら、既に己が何者かは知っているはず。

それでも、その言葉は。]


…………ん……


[嘘でもいい。だけど、本当だと信じたい。
薄らと目に浮かぶ雫には、自分では気づかない。
寝ると促されれば、小さく一度だけ頷いて。

その後、本当に熱を出したのだが、それが傷によるものなのか、そうでないのかは自分ではよくわからなかった。]

(*28) 2013/08/13(Tue) 13時頃

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