135 赤い月夜の吸血鬼
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オスカー! 今日がお前の命日だ!
2014/10/11(Sat) 01時頃
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ジリヤ! 今日がお前の命日だ!
2014/10/11(Sat) 01時頃
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―城主の部屋― [もう何度来たことだろう。 短い間だが、思い出深いこの部屋に。 そう、この部屋に立ち入らなければ、俺の運命は変わっていた。
そして――皮肉にも、同じ事をしでかした人が、この先にいる。
ま、標的が、唯一"話をしていない相手"というのも面白いじゃないか。 動機の攪乱にもなりうるし、これが決め手にもなり得る。
――すっかり、ミステリー小説の犯人気取りで、彼は例の本棚、否、扉に手をかける。]
(*0) 2014/10/11(Sat) 01時頃
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―秘密の礼拝堂― [こつ、こつ、と足を進めていく。 道中、自分が吸血鬼となった事を思い返しながら。 階段を下った先には、秘密の礼拝堂と。
――標的が、そこにいた。]
(*1) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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[5号室の中を走った視線が、ゴシック調の男性服に留まる]
[どうやらあの服を選んだらしい。 ここがオスカーの部屋と理解して、さてと肩を竦めた]
(*2) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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驚かれないんですね。 俺がここに来たこと。
[あからさまに微笑みを浮かべるジリヤを、冷たい視線で見下ろす。
彼女は今何を考えているのだろう。
俺とジリヤは――"会話したことがない"筈だ。 そんな相手に後ろを塞がれ、全く警戒する様子も無い。 ――全く、なんて人だ。]
(*3) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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[薄暗い地下空間においては、 ましてやこれが“影”が示唆した出逢いであるなら 視認出来るものを全てとは捉えたりはしない。
今はただ、言葉は呑んだまま“彼”を見つめる。
これが彼が愛好する推理小説の場面であるなら さぞやもったいぶった演出に飾られた 核心に迫る一幕になるであろうといった風情。
頼りない炎が作り伸びたふたりの影が 縫いと止められた床で僅かに重なり まだ遠い距離感を仄めかしている様もまた 物語…あるいは映画めいた空気感を彩っている。]
……アンタが “アレ”の正体?
[ようやく発した声の響きは 影の囁きに応じていた時そのままに強く 固い。]
(*4) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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驚いてるよ。 驚いてる。 今にも心臓が壊れるんじゃないか ってくらいに。
[食堂だかサロンだか廊下だかで 顔を見た覚えのある青年ではあったが、 直接言葉を交わしたのはこれが初めてだ。
しかしジリヤにとって、彼は“影”の延長であり、 今し方まで“会話をしていた相手”に他ならない。
赤き世界での秘密は ジリヤの与り知らぬ世界の領域だったから。
だから、作り物の言葉は選ばなかった。 思うがままの言葉と 思うがままの表情。
言うに合わせて胸元に手を当てるジリヤは 変わらず、微笑っている。]
(*5) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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―幻の城・屋上―
ああ そう 思う
[触を残した男の唇へ、戯れるように再び触れて、影は囁いた]
では愉しめ、最も適した所で
……お前の謎をも解かせてくれような?
[尋ねた直後、男の周りの景色は変じただろう。 色形を見る者の意志に染めて移ろう、変幻の城>>2:*1へ]
(*6) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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アレ、が何を指すにも寄りますが。 まあ、特に否定もございません。
[彼女の発する言葉>>*4には、特に否定しないでおく。 自分から言葉を投げかけた覚えは無いが。思い当たる節はすぐにある。 ホレーショーの仕業か。 全く、彼女に何を吹き込んだのやら。 やれやれ、と一つ溜息をつく。]
まぁ、貴方が何を知っているのかは知りませんが。 もう隠す必要もないですし。
[驚いているとの言葉>>*5には、一つ、そうですか、とだけ返し。 徐に首の布をとり、首の痕を思いっきりジリヤに見せるように晒す。]
――俺が犯人のひとり、ヴァンパイア、ですよ。
(*7) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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[香りが導く場所は、何処だったろう。 未だ黒のワンピースに身を包んだままその人の前に立つ]
俺の中の“フロレンツィア”は、死ぬんです。 貴方の手によって。
……。
[赤銅色の瞳に決意を宿して。 そのくせ、そっと伸ばした手の、指の先は、震えていた。 愛されたいと、切実に願いながら**]
(*8) 2014/10/11(Sat) 02時頃
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アレは とても冷たい “アレ”
[不明瞭ながら白状する彼の様子に肩を竦ませ 続けざまの やれやれ を真似るように溜め息ひとつ。]
何も知らないよ。 アタシは何も知らない。 ただ 願っただけ。 祈っただけ。
[解かれた布の影から明るみに晒された首筋に 視線は移ろいそこを注視してみる。 しかしこの距離からではよくは見えず。
見せつけられるまま ジリヤは彼の方へと緩慢な速度で歩み寄る。]
犯人? じゃあ、アタシは被害者にでもなる? ……貴方を 信じてたのに、なんて。
[途中、あまりに軽やかな告白に笑いが溢れ、 ふたりの間に流れる空気を弛ませてしまった。]
(*9) 2014/10/11(Sat) 02時頃
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とても冷たい――ねぇ。まあ、俺のせいということにしときましょうか。
[どうも話が要領を得ない。十中八九ホレーショーのせいだが、それをズバリ指摘するのは矜恃のかけらもない。 必要なときには、責任を被る。それも紳士の嗜みだと言い聞かせ。]
知ったのでは無く、願った――成る程。
[彼女がここに来るまで、どんな思いでやってきたのか。 ラルフは、今はそれを知る術は無い。だが――。 だが、彼女の言葉からは、それだけ重い何かを感じさせた。 ――そして、急に笑い出す彼女に、つられてこちらも笑ってしまう。]
こういうやりとり、やってみたかったんですよね。付き合わせてしまってすみません。
――さて。 差し支えなければ、その"願い"とやらを教えて頂きたいのですが。 俺に出来ることならば、叶えますよ。
[これは誰かさんの受け売りだ。もっとも、話術はまだ拙い、という自覚はあるが。]
(*10) 2014/10/11(Sat) 02時頃
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アンタは 冷たくない?
[囁き声と共に感じた胡乱な影の体感として 他に適切に表現する言葉が見当たらずに使っている 「冷たい」なのであった。 “アレ”の正体が何であれ、 自らの望みを聞いてくれた慈悲には感謝している。
厳かかつ重苦しい礼拝堂の空気感にはそぐわない 重なるふたつの笑い声が幾らかあって。
近付いた彼の首筋へといよいよ顔を寄せ そこに残る痕をまじまじと見つめた。 その感想は「ふぅん」だったわけだが。 先の問い掛けの答えを求め、そこに触れようとも。]
寸劇も 時には悪くないな どうせ人生なんて 茶番劇みたいなもんだ
[と、妙に朗らかな会話は一旦止めて。]
(*11) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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――…アタシの ジリヤ・メッツァの願いは 「本物」の 吸血鬼に なること
唯一の願い 祈り そして呪い
[叶えてくれるというならば、話そう。 故郷に伝わる古く胡散臭い呪いの話>>0:58>>1:50 実の親さえもジリヤの成長を疎み 不幸を招く女になる事を恐れているという暗い話
その呪いを「本物」にして どうせ囚われるならば生きた呪いに囚われたいと 願ってしまう自分が一番「呪い」の信仰者だ と 自嘲めいた話も ついでに。
語る始終、ジリヤは彼の双眸を見つめていた。]
(*12) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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―地下・棺の間―
[香りの標がオスカーを導き、障害を払って城の裡の隠された領域へと迎え入れる。礼拝堂とは逆位置の部屋へ。
何もない小部屋―― 二重写しの幻の城の方では中央に、黒い硝子の屍櫃が据えられていた。 主の眠る、棺の間]
よォ、寒くなかったか?
[オスカーの周囲に寄り添っていた影と花蜜の香は、 そこに立っていた男の方へ流れていき、吸い込まれるように薄れた]
(*13) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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……そうだ。フロレンツィアは死に お前は、この世にただ一人の、オスカーになる
[影が消えると、「ホレーショー」の声の質が僅かに変わる。 瞳に月食の赤い光を映し、 貌をもつ吸血鬼は、莞尒と笑んだ]
オスカー…今一度命じる 俺のものになれ。お前の望む、尽きせぬ愛と引き換えに
[伸ばされた震える指へ、慈しみ込めて己が指を絡めた**]
(*14) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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[――彼は、黙って聞いていた。 彼女の国で、彼女が受けた仕打ちを。 ただ痣があるだけで、人から嫌われたという話を。 こんな話が、未だに生きているのだから、胸が痛くなる。ぎゅっと拳を握りしめ、彼は少しずつ言う。]
――そう、ですか。 どうせ呪いを受けるならば、本物になりたいと――。
[改めて彼女の顔を見る。どうやら、覚悟は堅そうだ。 それに――こんな事情があるのならば、止める方が可愛そうだ。]
――分かりました。 お望み通り、俺が貴方を――"吸血鬼"にして、あげましょう。
[そう言い、にこりと笑顔を見せる。 いささか伸びている気がする犬歯がちらりと見える。]
(*15) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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――ただ、一つだけ。否定させてください。 "吸血鬼"は呪いのようなモノですが。 不幸を招くことはありません。
なぜならば。
――誰よりも心優しい吸血鬼を、一人知っていますから。
[そう、一切人を殺さず、あまつさえ子守歌まで歌ってくれる吸血鬼が、この城にいるのだから。]
(*16) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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――…そいつと “アレ”が同一かは知らないけど “アレ”は言ってたよ 「永劫は 辛いもの」だと
[彼の笑う口元から覗く“牙”が揺らぐ炎に照らされて 薄気味悪く それでいて蠱惑的に ジリヤの目を奪う。
掠める程度に触れた彼の首筋からは 温度と呼べるものは感じ取れなかったが それを冷ややかだとも思わなかった。
浮いていた痕と“牙”は密接に関係するのだろう。 こちらの吸血鬼伝説に明るくはないジリヤにも 容易く想像は出来た。]
名前は? アンタの名前。
[生まれて初めて密に触れる存在が 名も朧気な者であるのはやや寂しいものがある。 垂らしていた髪を後ろへ払い、 襟を少し開いて首筋を露呈させながら。]
(*17) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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どうでしょうね。 彼、ギリギリになるまで血を飲まなかったみたいですし。 俺みたいな人をいたずらに増やしたくなかったんじゃないんですか?やはり彼、優しいですよ。
[これは実体験でもあるから、よく分かる。永劫は辛いというのは想像するのは容易いが、その為に命を削っていた―― そう、彼は予想する。 そして、名前を聞かれれば、軽く笑う。]
ラルフ。 ラルフ・ハンフリー。 お見知りおきを、マドモワゼル。
[そう言うと、ジリヤの腕を優しく掴み。 まるで社交ダンスのエスコートをするかの如く引き寄せ、 結われた髪にちょうど隠れる場所に、その犬歯を突き立て、ゆっくりと貫いていく。]
(*18) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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[血の味が、口の中一杯に広がっていく。 そして、人間だったころには信じられないのだが、 ラルフ自身もこの行為で欲求を満たしてくのだった。
彼女の腕を掴む。安心させるために抱きしめていたかもしれない。 そんな体勢で、しばし彼女の血を吸っていく。
もちろん、彼女の命を奪うつもりは全くなく。ある程度手に入れたならば、次は自分の番と、 自分の"吸血鬼"の血を彼女に流し込んでいく。
彼自身も、必死に目をつぶり、腕と掴み、犬歯に意識を集中させていく。
――これで、彼女はもう戻れない。]
(*19) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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アンタは ラルフは 優しい“彼”の側で 永劫を過ごせばいい
[ジリヤには“優しさ”を想像するにも材料がない。
ただラルフの言葉を聞き 感じたまま 掴まれた腕を逃すように手をあげて 彼の髪を少し撫ぜる。
首筋の薄い皮膚が固い切っ先に穿たれ破れ 鮮やかな血がラルフの口元を濡らすだろう。 予測した痛みより 熱を感じる。じわりと。
それでも在る確かな痛みは 熱の底。]
ぁ……
[自ら望んだ行為から逃れようとは思わない。 意志に反して強張る体はラルフの腕に支えられ 抱擁の格好で しばらく。]
(*20) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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[失われゆく 人としての 命 惜しむようなものでは ない
ただ 呪いに蝕まれた心は 満ち満ちて
悲願の達成を歓喜してか 涙が溢れる
見開いた瞳を覆った涙の膜は壊れて 一筋 二筋 と、音もなく声もなく。]
(*21) 2014/10/11(Sat) 03時半頃
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――っ。
[終了だ。 彼女の首もとから口を離し、指で傷口を押さえて塞ぐ。 これで、よし。]
大丈夫ですか。 気分悪いなら、ここで暫く休みましょうか。
[彼女の体を支えながら、心配する用に聞いた。 そんなちょっとした気遣い。]
まぁ、何はともあれ。これで――、貴方の願いは、叶えられました。 今後とも、宜しくお願いしますね。ジリヤさん。 [支えながら、そう笑いかける**]
(*22) 2014/10/11(Sat) 03時半頃
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…医者に 注射でも打たれた気分ね
[ふらりと、にわかに傾く体はラルフの肩を掴み支え 処置は完了だとばかりに傷口を圧える指先に 短く吐いた呼気に混ぜた笑いで応えた。
続けざまに深い呼吸を何度か繰り返すうちに すべては落ち着き 平静が取り戻される。
涙の軌跡さえ、自らの手で拭ってしまえば無き物に。]
呪いの 完成ね ありがとう お礼にひとつ、 ラルフの願いも聞くわ この先の永い時間の中で 何か 思いついたら アタシを 呼んで …――
[意識が保たれるぎりぎりまでの時間を ラルフに向けた言葉を紡ぐ事に費やしたジリヤは 事切れたように その場に倒れ込んだ。**]
(*23) 2014/10/11(Sat) 03時半頃
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―地下・棺の間―
[香りが案内してくれたのは、何の変哲もない小部屋。 そこが棺の間だと未だ知る由なく、問いに頷いた]
影が、傍にいてくれたから。
[薄れた花蜜の香りに、ようやく古びた建築物特有の湿気と黴たような匂いに気付かされる。 ここはまだ、どうにか現実の世界なのかもしれない。 今なら後戻りできるのかもしれない。
それでも、手を伸ばすことを止めなかった]
(*24) 2014/10/11(Sat) 10時半頃
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[“ホレーショー”の声が変わる。 より低く、深みを増して響き、身体に沁みこんでいくようで、心の奥底を熱く痺れさせた。 そして、視線が交わる。 赤い月そのものの瞳はどんな宝石よりも綺麗だった]
――はい。 叶う限り、貴方の傍に。
[この城が建った頃から此処にいるという吸血鬼の、 “我が身になってくれた者達”のひとりになれるなら、それでいい。 絡め合った指にあるのは冷たさか温かさか。 どちらであってもその体温が優しかった。
そっとを目を伏せて。 古城に来て一度も解かなかった黒いマフラーを、床に、落とす*]
(*25) 2014/10/11(Sat) 10時半頃
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―幻の城―
[衣裳部屋に残されているのは、そこに集められた記憶の欠片達>>+0。 ピッパがそれらを手にするたび、ふわりふわりと過去の情景が浮き上がるのが、吸血鬼の眼には見えていた]
似合うよ とても美しい
[彼女の心には映っていないだろう幻想の中、きらきらと上機嫌でドレスを選ぶ姿に安けく笑う]
服も手にとられて喜んでいるだろう
[白いドレスを体に当てさせ、くるり、再び大鏡へ向ける。 背後に立ち鏡越しに見つめ、頷いた。
ほっそりしたウェストから広がった裾のラインが、活動的で明るい印象の彼女へ、容姿の上品さを際立たせて洗練させるよう]
着てみよ、きっと気に入る
(*26) 2014/10/11(Sat) 11時半頃
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