135 赤い月夜の吸血鬼
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ラルフ! 今日がお前の命日だ!
2014/10/10(Fri) 01時頃
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―幻の城―
ピッパ
[呼んだ声は淡いもの。 薄く色かたちのない影は、やがて]
……ピッパ…
[首を傾げる女>>+1の前で、少しずつ濃くなってかたちを作る]
探しに来てくれた?
[その声は、聞く者によって響きを変える。 その姿も、見る者によってかたちを変える。 彼女が好ましいと思う誰か、の印象に近しい貌と声を映した城主は
微笑んで、彼女の手をとった]
(*0) 2014/10/10(Fri) 04時頃
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―城主部屋―
[いない者を探すラルフ>>6が、 城主の寝室から奥のクローゼットへ続く扉を開いた瞬間]
一番乗りだな、ラルフ
[声が降るのと、腕が伸びるのは同時。 その体を捕える]
(*1) 2014/10/10(Fri) 04時頃
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[内へと引き込み、扉が閉まる。 紋様を刻むクローゼットの扉へラルフを押し付けて、間近に覗き込んだ]
さあ、赦すと言え
[牙を見せる。人ではありえない鋭利を]
…いや、
赦さずともいい お前の望みは何だ?不穏を、恐怖を、狂気を望むか?
(*2) 2014/10/10(Fri) 04時半頃
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欲しいならやろう。この呪いを …そうすればお前自身が災禍となる
[頑強な扉へ縫い付けた首筋へ、牙を寄せる。 彼が見たピッパの牙痕と同じところ]
俺は腹が減ってるんだ 考える余裕はないぞ
この場で喰われて死ぬ前に、 ――望みを、見せてみろ
(*3) 2014/10/10(Fri) 04時半頃
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[ピッパを探すこと十数分。 この物置の仕掛けに気づくのに手間はかからなかった。 古城にはしばしば隠し扉がある。この城には、例外ではない。 ただそれだけなのに、彼は――発見してしまった。
あれ、ここ――ひょっとして開くんじゃ。
そう考えるのが早いか、腕を見たのが先か。>>*1 驚きの声を上げる暇もなく、闇に引きづられていく。
なん、――だ、これは。]
(*4) 2014/10/10(Fri) 05時頃
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ほれ、しょーさん。
[いきなりすぎる展開に、彼の名を呼ぶことが精一杯だった。 もちろん、抵抗はしただろう。しかし――力の差は歴然だった。]
赦す、って、いったい、何を、ですかっ。
[――ああ、でも一つだけ明らかな事がある。 陽気に酒盛りをしようと言い出した"彼"こそ――"本物"なのだ。]
(*5) 2014/10/10(Fri) 05時頃
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何を? お前が俺に命を分け与えることを、赦すかと
[赦すと言えば、魔物に血を与えても「人」であり続けるための選択肢を示す。ラルフが見たピッパがそうであるように]
だがお前は、赦さなくてもいい 人であることをやめるならば
(*6) 2014/10/10(Fri) 05時頃
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[小さな囁きを届け、笑みを深める]
考える余裕はないと言っている
それともここで死ぬのが望みか?
[誰であれ、命を奪う気は最初からない、とは、今は教えない]
(*7) 2014/10/10(Fri) 05時頃
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[――これは、何の脅しなんだ。 つまり、自分の望みを喋らなければ。彼は自分を殺すつもりなのだと。 しかし、ラルフにとっては、その言葉はいささか。信用できなかった。なにせ完全にイニシアチブを取られている。
――まあ、いいか。 どうせ、ここで殺される命。
自分の心に秘めた願い。彼に教えてやろうじゃないか。]
――小説のような事件。 ツアー客が次々と殺され、その犯人と、この城の謎を解き明かしたい。出来ることならば、自分の手で。 正直に言います。この中の誰かが遺体で発見されることを望んでいました。犠牲者として。
――まさか、この時点で自分が"犠牲者"になるとは思いも寄りませんでしたが。
[ラルフは、この瞬間。命を諦め、――犠牲者になることを覚悟する。]
(*8) 2014/10/10(Fri) 05時半頃
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…なるほど?
[首筋に食らいつく形のまま、考えるように間を置く]
無理だな これは殺人の小説には似ない
だが、いつでも城の謎を解き明かすことはできるだろう お前が望むなら
[ゆったりと瞬く]
……では、主人公よ。犯人になれ、犠牲者ではなく
(*9) 2014/10/10(Fri) 05時半頃
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[紡がれたのは、予想外の言葉。 どうやら、彼の言葉を意訳すると吸血鬼は俺を殺すつもりはないらしい。 目を見開き、驚きの表情を浮かべる。殺さないんだったら、何をするつもりなのか――?
答えは、彼の続く台詞で、確信が付いた。
この男は――俺を、"吸血鬼"にしようとしている。 そう、彼自身と同じように。――意味をくみ取るとするならば、そうとしか考えられない。
それは。
――なかなか、面白いじゃないか。]
(*10) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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犯人、ですか。ふぅ、参りましたね。
[こんな状況なのに、何故か落ち着きを取り戻しつつあるラルフ。 つまり自分が――人外となるということ。勿論、もう人には帰れない。 だが、小説のような事件を望む彼にとってはそんな問題などさしたる事ではない。
何故自分たちが集められたのか。 吸血鬼となった人物は、どうなるのか。 そして、この城と、ホレーショーの秘密。
分からないことは、まだ沢山あるが――]
でも、貴方の秘密を握ってしまった以上。もう戻れない所まで来ていると。 ええ、分かりました。貴方と同じ存在になることを、受け入れましょう。
ただ、俺を巻き込んでしまった責任は、いずれ取って頂きたいですね。――"真実"という形で。
(*11) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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[この瞬間、一人の掃除夫は、心と共に人外へと堕ちていく。]
(*12) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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真実など…つまらないもんだがな だが、それでいいなら、構わんさ
[渇きに眼を細めた。ラルフは否を告げない。 彼に与えた猶予は切れ、望みは受け入れられる。
ひとつの魂を闇へ堕として]
(*13) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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ふ、
[ラルフの首に浅い傷を作っていた牙が、 ずぶと音を立てる]
………ン
[喉を鳴らし、 体を強く引き寄せた。恋人をかき抱く仕草にも似て。
熱い血脈を引きずり出し、貪る。 喉に流れ込む甘く熱い命の精。
深く埋め込んだ牙から奪うのは命を落とすギリギリの量]
(*14) 2014/10/10(Fri) 06時頃
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――ッ!
[抱かれ、牙を立てられる。 辛うじて声を抑えるも、貫く痛みに目を強く閉じ、耐える。
体に流れる、もう一つの血。
嗚呼、俺は、もう戻れないのか――
減っていく血の量に逆らうかのように、興奮は高鳴るばかりだ。]
(*15) 2014/10/10(Fri) 06時半頃
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[切り取られた時間が過ぎる]
[新たな血を得て裡に力が宿った。 足りない、と100年の飢餓に渇いた体は訴える。まだ満ちない]
…、く
[奪い尽くせ、と願う本能を削いで、牙を抜いた。 体温を失い崩れ落ちようとする体を抱え、 その唇をこじ開ける]
飲め
[口付けた吸血鬼の舌からは、ラルフ自身の血の味がするか。 親鳥が雛に与えるように、 動き回るのに不足がないだけの力を注ぎ]
(*16) 2014/10/10(Fri) 06時半頃
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失血が多いから、最初の渇きはお前を苛む 糧は自らの牙で得ることだな ――その瞬間よりお前は真に俺の子となる
[ラルフの体に流れる、もう一つの血を示した]
そうだな… 俺の城で俺の客は殺すな。とりあえずそれだけ覚えてればいいぜ?
好きに過ごして構わないが、必要ならいつも傍にいる
[血脈の絆で結ばれれば、音に出さずともどこまででも声は届く。 真実という責任をとるのは、彼が最初の狩を成功させてから**]
(*17) 2014/10/10(Fri) 06時半頃
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ぅ。
[血が、足りない。 あの晩餐以上の頭痛が、ラルフを襲うも、ホレーショーから血を分けられ、なんとか倒れるのは避ける。 ホレーショーの施しに、もうすでに抵抗はしない。完全に彼に身を任せる形になっている。 逆らう理由も消失してしまったのだが。 続く言葉には、軽く頷く。]
分かり、ました。殺さない、約束、ですね。
[意識を飛ばしかけるも、その言葉は心に刻む。 犯人役を司ったとはいえ、彼らを殺す動機も悔恨も存在しない。 もっとも、殺せば盛り上がるのは確かだが――ラルフの、残った理性が歯止めをかけた。 そう、伝えると、ばたりと倒れ、息穏やかに眠り始める。 しばし、もう一つの、隠された礼拝堂の中で。**]
(*18) 2014/10/10(Fri) 07時頃
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―屋根裏階・8号室―
[短い死の眠りについた子を、彼の為の部屋へ帰す。 ベッドは新しい現代のもの、寝心地は悪いものではないだろう]
Guten Abend, gute Nacht
[呪われた身の、首に刻した痕へ指を触れさせた。 痣が消えるまで血を得ることを拒み続ければ、まだ呪いに打ち克てるはずの人魔の境界。
けれど酒や果実でそれまで渇きを紛らわせ続けられるほど、ラルフの消耗は浅くない。そう魔物が仕向けたから。 もう戻れない]
mit Rosen bedacht mit Näglein besteckt schlupf unter die Deck
[歌うのは「ホレーショー」が知る子守歌。 低く穏やかな旋律を歌い、髪を撫でる]
(*19) 2014/10/10(Fri) 11時頃
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…Morgen früh, wenn Gott will wirst du wieder geweckt Morgen früh, wenn Gott will―――
[ラルフが一人で目覚めるよう望むなら、そこには薔薇と撫子の蜜が淡く香る。 起きるまで傍に在ることを望むなら、その通りになるだろう**]
(*20) 2014/10/10(Fri) 11時頃
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―8号室― [どれくらい経ったのだろうか。朧気な時間感覚に酔いながら、目が覚める。 眠りに落ちる前に聞こえた子守歌>>*19が、まだ耳に残る。この歌は聞いたことがない筈だが、どこか懐かしい感じもした。 周りを見渡すと、既にホレーショーの姿は無い。]
――まったく。 子守歌を歌ったり、ベッドに移動させたり――。 始めから殺す気、なかったんじゃないですか。
[思えば、ピッパの時もそうだったな、と思いつつ。 ベッドから起きあがる。
――さて。 ここに長居していたら、もしかしたら不審がられるかもしれない。 一刻も早く、"容疑者候補"として振る舞わなければ。 そう、決心すると――。]
(*21) 2014/10/10(Fri) 11時半頃
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[――不思議と、彼は元の居場所に戻っていた。]
(*22) 2014/10/10(Fri) 11時半頃
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―幻の城―
ああ、 これが我が城の真の姿
[微笑み、手を差し伸べるピッパ>>+2の目に、この影はどんな者に映るのか。 曖昧に移ろうこの城>>2:*1は、どんな形に映るのか]
城に見たいところがあらば、先に連れようか? 時はある
[影はゆっくりと手を握る。 体温を持った確かな形として]
(*23) 2014/10/10(Fri) 21時半頃
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[楽しそうに城を見物する娘に、影は穏やかに笑う。 ひとつひとつと指差されれば、かつての調度や装飾に説明を加えもする]
何処へでも …
召使い?面白いものに興を覚えるのだな ヴェスパタインがどこぞで働いていようが…
[衣裳部屋はあちらへ、と ピッパを連れる移動は、空間を曲げる転移ではなく豊かに彩られた廊下を、あれこれと望むだけ見せながら]
お前に似合いそうな服もあるが、試してみるか
(*24) 2014/10/10(Fri) 22時頃
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―幻の城― [――しばし、感覚に身を委ねる。 城の姿が変わる――らしいが、まだ実感は無い。 そこにいるのも当然、自分一人だけ――
だと、思っていたのだが。]
(*25) 2014/10/10(Fri) 23時頃
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―幻の城―
…そうだな、たしかに
そのような眼で彼らを見たことはなかった
[凄い、と使用人を褒めるピッパ>>+4に影は眼を細める。 新しい視点をもたらす出会いは、いつも喜びだった]
良い 気に入ればいいが…
[示すのは、たっぷりとした幕に囲われた扉。 それを開けば、現実の城のものよりも遥かに広い空間に無数の、種々の時代の衣服が新しいまま並べられている]
着るに困るようならば手伝わせよう 好きに見てごらん
(*26) 2014/10/10(Fri) 23時頃
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