61 とある結社の手記:7
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― 昨夜 ―
[暗がりの中、男は身体を起こした。 ――…ぎ、と静かにベッドが軋む。
皆の寝息まで聞こえる程の、静寂。 それは、狼としての力が戻ってきた事を意味した。 気配に敏感になり、嗅覚も、聴覚も鋭くなる。
その表情は、今朝の寝惚け顔とは一転 獲物を仕留めんとする際の、獣の顔だった。]
(*0) 2012/10/13(Sat) 21時半頃
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[自室の扉を開け、階段を下りる。 ――――もう、音は響かない。
そうして誰にも気付かれる事なく 男は、サイモンの部屋の扉に影を落とした。
招かれざる客は、音無く中へと忍び込む。]
(*1) 2012/10/13(Sat) 21時半頃
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[まず、相手が声を上げる余裕も与えず その喉に、鋭利な爪を食い込ませた。]
――――……
[ぷしゅ、と散った血飛沫が男の頬を叩いた。 まだサイモンはかろうじて意識があったろうか。
彼が最期に見たものは、赤く充血する男の眼。
男が手に力を込めれば、あっさりとその首は折れ 虚空を剥いたぎょろ目と、だらり垂れた舌が残されるのみ。 これで、二日後の約束は泡と消えた。
自然と、口角が上がる。]
(*2) 2012/10/13(Sat) 21時半頃
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……別に、アンタに恨みはねえけど。 俺だって、ただで殺されるわけにゃいかねえのよ。
[暗闇に洩れた呟き。 それを拾う者は、もういない。]
(*3) 2012/10/13(Sat) 22時頃
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[晩のシチューはまだ腹にあるが それでも“狼”としての食欲は別だ。
動かない身体に、その肉の重さを感じながら 肌を割き、その奥を掻き分け、千切り、食した**]
(*4) 2012/10/13(Sat) 22時頃
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[誰よりも早く真相に辿り着いた男は、考える。
自分は、本当に隠し通せているのだろうか。 容易に現場に入っていく先生は、いつもならば頼もしく思えたが
今は違う。]
(*5) 2012/10/13(Sat) 23時半頃
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[もし、気付かれるような事があれば]
(*6) 2012/10/13(Sat) 23時半頃
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[―――そう、焦りが]
(*7) 2012/10/14(Sun) 00時頃
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……狩人。
[は、と小さく笑いを零した。]
冗談じゃねえ。 こんな少ない中、そんな奴居てたまるかよ。
[大丈夫。サイモンは殺せたのだから、と言い聞かせる。]
(*8) 2012/10/14(Sun) 01時頃
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[まだ、大丈夫]
[目を瞑った暗闇の中、思った。]
(*9) 2012/10/14(Sun) 01時半頃
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[――――…サイモンと、同じように]
(*10) 2012/10/14(Sun) 12時半頃
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[どくん、と鼓動が鳴るのが分かった。
多分、この驚きは、隠し切れていないだろう。]
(*11) 2012/10/14(Sun) 12時半頃
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……何で、
[そう、言葉が洩れたのは 彼がヨーランダと>>150>>151共に離れていってから。
ぐるぐると、頭の中が回り始める。 ―――センセーが、占い師? ――――ヨーランダを占った?
俺は、疑われている?]
(*12) 2012/10/14(Sun) 12時半頃
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落ち着け。
紳士たるもの冷静に、だ。
(*13) 2012/10/14(Sun) 12時半頃
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[全ては、生きる為に]
(*14) 2012/10/15(Mon) 00時頃
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[夜なら、首を捩じ切っていた]
(*15) 2012/10/15(Mon) 00時半頃
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[人としての感情が深く根付きすぎ 獣としての獰猛性さえも顔を覗かせたのか
目の前で尊敬する者を貶された事で 男の中の赤黒い血が、ふつり、沸いた。
おかしな話だ。 生きる為に、その者でさえ犠牲にしようとしているのに。]
(*16) 2012/10/15(Mon) 00時半頃
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[その問いは、ある種の願いであった。]
[そうでなければ良い、という 願い。]
(*17) 2012/10/15(Mon) 01時半頃
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