232 いつかの、どこかの、だれかの話
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[少女から飛び出た棘が心臓を刺し貫いた時、『悪魔』はくすくす笑みを漏らした。]
『俺は被虐の趣味は無いが、死ぬことも出来ないまま苦痛だけ味わい続けるなどというお前の趣味は到底理解し難いよ』
[好き勝手に言ってくれる。 男も好きで死ぬほど苦しい目に遭っているわけじゃない。]
浅はかな願いだったと、死ぬほど後悔しているよ。
[男の冗句に、悪魔は高らかに哄笑した。]
(*0) 2018/01/27(Sat) 09時半頃
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『可哀想になァ』
[けらけらと悪魔は笑う。]
『気持ち悪い死に損ないめ。』
[悪魔は男を罵る。]
『こんなに吃驚しては可哀想だからお前、ひとつ死んでやれよ』
[莫迦を言うな、と男が返した舌打ちに、悪魔は腹を抱えてみせるのだった。]
(*1) 2018/01/27(Sat) 19時半頃
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『お前がこの子を笑う筋合いなんか無いぜ 1人だけ死にたくないなどと願ったお前は美徳を語れず 正義の為に力を使えぬから道徳を語れない。 お前は何故ヒーローなどと胸糞悪い肩書きを身につける?』
[悪魔が囁く。]
私は何処にも行けないからさ。
[その答えに、悪魔は呆れたため息をひとつ。]
『あの“財団”とやらがお前にしたことを忘れたか? 何処まで切り刻まれれば死ねるのかを実験された日を! 新種の猛毒の効能をお前の身体で試された日を! 他の“組織”と戦うための兵器の試験走行の的にされた日を!』
(*2) 2018/01/28(Sun) 04時頃
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『この子の方が余程ヒーローだぜ。 気付いていたか?お前を殺そうとした時に 「これがおわればほめてもらえる」だとさ! 一途なものだね、涙が出るよ』
[男は胸の奥に住まう悪魔に、何も言い返すことはしない。 “財団”が男に施行した実験の数々は、片時も忘れたことは無い。
しかし、それでも男は『ヒーロー』になってしまったのだ。 ……ただ、敵対する相手もまた、何かを守ろうとする『ヒーロー』だったというだけで。]**
(*3) 2018/01/28(Sun) 04時頃
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