171 獣[せんせい]と少女
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旧知の友よ、同胞よ。
我が主が、旅の幸せを願って守りを編んだ。 暇あらば発つ前に、手渡すことはできるだろうか。
喚ばれれば、何処へでも鷲が飛ぼう。 そうでなければ、まなびやの出口で待っている。
貴殿達と、唯一の主へ 私達も此処に居た思い出を贈らせて欲しい。
(*0) 2015/10/12(Mon) 23時半頃
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……、クラリッサへと、伝えました。
[獣にしか使えない響きを、短く返す。 と同時に、何か自分からも贈り物が出来ないだろうかと考えた。 贈り物になりえるようなものは、なかなか思いつけないけれど**]
(*1) 2015/10/13(Tue) 00時頃
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ミツボシと星を見に行くことにした。まあちゃんと伝える。
[事前報告である。
いやしかし、贈り物か。 厨房で何かを残してもいいのだけどそれこそ野暮になりそうだ。 また、旅に荷物は多いよりは必要なものがあればそれでいいと考える自分からすれば…。]
(*2) 2015/10/13(Tue) 00時半頃
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……分かった。 必ず、向かおう…。
[応えて…。 少しだけ…、昨夜見た、ミッシェルの白い髪を、思い出す。 恐らくはもう…残されてはいない、時間…。
なぜこうも…少女たちの命は、短いのだろうか…。]
(*3) 2015/10/13(Tue) 00時半頃
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出口だな、わかった。ありがとう。 お守り……すごい喜ぶだろうな。
[簡潔な返事の後。 >>293さっき、忘れられた家の端に、落ち葉で言葉のようなものが書かれた跡があったのを見つけたのを思い出して。 そんなことをしそうな、器用な風使いなんて…1人しかいない。
そのあとの言葉は…口下手だけれど、心からの感謝の言葉。]
……ありがとうな。コリンを励ましてくれて。
(*4) 2015/10/13(Tue) 22時頃
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― 少し前 ―
……なんだ、バレたか。
[ くつくつ、と喉鳴らし。彼等が手を取り合って 「忘れられた家」の扉をまたぐとき 脇から入り込んだ風は、落ち葉の文字を吹き飛ばす。
くるくる、くるくる、つむじ風。 橙、山吹、焦茶に紅、まだ温かい秋の色。
風の遣い手の腕が鈍っていなければ 彼ら>>*4の旅立ちを祝うように、 ちらちらと舞う秋色のライスシャワーが ふたりの周囲を彩ったはず。*]
(*5) 2015/10/13(Tue) 22時半頃
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お守りか…。 昨日のアヤワスカといい、みんな本当に 良い子たちだね。 オズウェル君の手を煩わせるでもないよ。 僕らみんなそちらへ向かうのだから。 僕は、クリスマスと行くよ。
[聡明な鷲の声>>*0に返ってくる言葉に それぞれの少女がそれぞれのせんせいを見つけ それぞれの主人がそれぞれの従者と契約を交わしたと悟る。]
ユージン君。 よかったよ、君の少女はやっぱりコリンじゃないと、ね。
(*6) 2015/10/13(Tue) 22時半頃
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よう、久しぶりだな。鷲のオッサン 元気してたか?
今からそっち行くけど・・・・・・何だか懐かしいな あの時のことが何百年も昔のように思えるよ。・・・まだ300も生きてない娘が言うにはオヤジくさいかもしれないけど
(*7) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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