89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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--回想--
-5月2日 夜 裏通り--
[酒場から自宅へ帰る道中、酔いを覚ますため少しだけ遠回りをした。近くのベンチに腰掛け、親友の姿と酒場でのチアキの姿を思い出す。背格好は全く違うのに、なんでこんなにも姿を一致させようとしているのだろうか。やはり、自分は強い人間なんかでは、ない。一人の人間の死すら乗り越えられないちっぽけな人間だ。感傷的になっていたせいで警戒心が薄れてしまっていたらしい。気配に気がつき顔をあげると口を大きく開け今まさに自分を食べようとしている男と目が合った。--感染者だ]
っ!!
[間一髪のところで最初の一撃は避けた。しかし、アルコールの抜けきらない体はいうことをきかず、足がもつれて倒れてしまう。倒れたまま後ずさり首への攻撃を避ける。けれども、男は太ももへ。声にならない叫びがあがる]
ーーーっ!!!!
[痛みはしだいに薄れ、目の前は真っ暗に。視界が晴れた頃には、男の姿はなく代わりに男が着ていたと思われる衣類と人と思わしき骨。そして、血に塗れた自分の姿があった**]
--回想終了--
(*0) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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[放心状態ではあったが幸いにも血に塗れた体を誰にも見つかることなく自宅へとたどり着くことができた。そのままシャワー室へ行きコックを捻って頭から水を浴び、少しだけ落ち着きを取り戻す。帰路の途中、街の住民を見つけた際に「美味しそう」と思ってしまったこと、感染者に襲われても生きていたこと、状況証拠から自然と一つの結論が出る。-感染、した…。恐らく、自分はもう『人』と言えるものではなくなっているのだろう]
家族を失って、住む場所も奪われ、彼も奪われて… その上、人であることすら…人として死ぬことすら許されないのですか…
[神がいるのであれば、何故こんな無情な決断を出したのだろう。あまりの酷な仕打ちに自然と涙が溢れ、シャワーヘッドから出た水と共に排水口に流れる。そのまま泣き崩れるように膝を抱え蹲った**]
(*1) 2013/07/23(Tue) 07時半頃
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[この時はまだ気づいていなかった。 自分がすでに、その病気に感染していることに。]
(*2) 2013/07/23(Tue) 12時半頃
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―5月2日朝、住宅街(トレイルと会う少し前のこと)―
[食料を求めて住宅街をふらふらと歩いていると、一人の男がこちらを見ているのに気づいた。]
(…なんだあいつ…クスリでもやってんのか?)
[2年前、自分を雇っていた主人と同じ目をしている。なるべく目を合わせないように、少し早足でその場を去ろうとしたその時、]
…っ!
[突然その男が飛びかかってきた。押し倒される。]
(…怖い!怖い!!怖い!!!)
[過去の記憶がフラッシュバックする。普段は強がっていても、まだ18歳の少女。辛い思い出は、それなりにトラウマとして残っていた。]
――――っ!?
[抵抗するが、力ではかなわない。そのうちに肩に噛みつかれた。声にならない悲鳴を上げる。とっさに砂を掴み、その目に向かって投げつけた。ひるんだ男は自分から離れ、人間とは思えないスピードで走り去って行った。]
(*3) 2013/07/23(Tue) 23時半頃
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………………
[男がいなくなったのを確認すると、ゆっくりと立ちあがった。]
…はあっ…はあっ…はあっ……なんで…あたしばっか…
[どうして、自分ばかりがこんな辛い目に合わなければならないのだろう。同じ年頃の少女たちは、親に甘え、普通に学校に通い、おしゃれをして笑っているというのに。自分は甘えることも許されず、学校にも通えず、着ているものは粗末な服。その上、奉公先の家族の外出中に街は封鎖され、こんな目にまで… 涙が浮かび、不意に眩暈に襲われた。その場にうずくまる。トレイルに声をかけられたのは、その直後のこと。>>0:311]
(*4) 2013/07/24(Wed) 00時頃
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