44 愛憎トロイメライ
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― 回想:出発の日・昼 ―
「ラヴァ、内密な話がある」
[デスクに置いた紅茶を一口舐めるように飲んでから主は身を抱きすくめた]
旦那様、まだ真っ昼間ですケド?
[口は非難こそすれど、その抱擁は拒む事無く、耳に囁かれる言葉を待った]
「此度の『儀式』、少々キナ臭い物を感じるのだ。 ……私は、あの村の出身でね。 妻との関係が上手く行かないのもどうしてもあの村の出来事を思い出すからだ」
[幾度となく彼の腕の中で聞いた昔語り、戦に負けた物の末路はいつも悲惨なものだ。 金で東の村長を籠絡し、戦が終わって帰って来た東の者であったかの様に妻を娶り今の生活を手に入れた敗北者]
へェ、それは初めて聞きましたわ。 で、アタシにどうしろって?
(*0) 2012/02/19(Sun) 23時半頃
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― 道中 ―
[馬車の揺れがまるで揺り籠のように眠りへと誘う。
大通りに沿って並んでいる、家々の窓辺にこばれんばかりの花が飾られている風景の中を歩いている夢だ。 その中で自分は幼くて、誰かに手を引かれている。
北の村:ノルデンにはない造りの建物に通り過ぎる人たちの着飾っている衣装の華やかさ…幼少の頃に訪れた村か、都市の記憶かと思い出そうとするが、かなり遠い記憶らしくおぼろげに霞んでしまっている。
そのぼんやりとした思い出の中でただ一つだけ、はっきりとした感情がある―…。人知れず、ヤニクの頬に涙が零れ落ちた]
(*1) 2012/02/20(Mon) 00時頃
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「いや、何も起こらなければ君はそのまま帰ってくればいい。 ……だが」
[言いかけて、一度口を噤み、意を決したかのように再び開く口]
「もしも、復讐を考える者が居た場合。 彼、あるいは彼女の協力者として君には働いて貰いたい」
[復讐を捨てるわけでもない、かと言って率先して行う訳でもない中途半端な選択、けれどそういう判断をする男だからこそ生き延び、今も生きているのだろう、そんな事を思いながら緩やかに口元に弧を描き]
畏まりましたわ、旦那様。 私は貴方の愛玩動物ですもの、御主人様の命とあらば。
[どこか道化染みた口ぶりでそんな事を囁き返せば頬をつねられて]
「真面目な話だ、私は君に死んで欲しくない。 だから復讐者の協力者として動くならば…… あるいは君には凶刃が降りかかる事もなかろうと、そう思うのだ」
[果たして、そんな上手い話があるものだろうかと、心の中では思いつつも、主の想いにただ微笑を返して**]
(*2) 2012/02/20(Mon) 00時頃
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私は悪くなんてない。
死が周囲にあるのも、全部他の人が悪いから。
私のせいじゃない。
(*3) 2012/02/20(Mon) 00時半頃
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あの常連の男だって。
私を犯そうとしたから。
酷い目に合わせたあの男は死んで当然なの。
(*4) 2012/02/20(Mon) 00時半頃
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そう、私は悪くない――。
悪く、ない。
の――。
(*5) 2012/02/20(Mon) 00時半頃
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ああ――。
此処にいる人達は大丈夫だろう、か。
(*6) 2012/02/20(Mon) 21時頃
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酷い事をする人達なら――。
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(*7) 2012/02/20(Mon) 21時頃
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そういえば、亡き母から聞いた事がある。
厭な気持ち。
あの名前は、――。
(*8) 2012/02/20(Mon) 21時頃
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この中に本当にこの村の出身者が混じってるのかねェ。 お前はどう思う?
[腕の中で目を閉じている猫の頭に口をつけてぼそぼそと話しかける]
(*9) 2012/02/20(Mon) 21時半頃
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――。
[猫に呟く女性の言葉は耳に届かないけど。]
此処で、過ごすなんて、 あの厭な名前、と――…。
[偶然、小さく洩れたのは、そんな一言。]
(*10) 2012/02/20(Mon) 22時頃
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[精霊の涙を飲んで、小さく囁いた]
この甘い余韻が長く続く感じ…嫌いじゃないな。
(*11) 2012/02/20(Mon) 23時頃
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――、ああ。
やはり、酷い人はいるんだ。
母が言っていた事――
(*12) 2012/02/21(Tue) 20時半頃
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殺さなきゃ。
酷い人は、
あの村の惨劇。
(*13) 2012/02/21(Tue) 20時半頃
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それが、母の願いだもの。
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(*14) 2012/02/21(Tue) 20時半頃
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と、言っても……。 あの変態司祭をどうとっちめて良いもんかは謎だけどサ。
まさか殺しちまうって訳にも……ネェ。
[朦朧とした意識の中で冷静に物事を考える事が出来ずに吐いた言葉は失言だったのか、それとも]
(*15) 2012/02/21(Tue) 21時半頃
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でも、酷い事をする人だもの――。 何かしな、いと……。
い、いなく……そう、しない、と……。
[殺しちまう、の言葉が響く。
そう、殺す。酷い事をする人は殺さないと。 母は願った。復讐を。 酷い事をする人は、この世から――。
居なく、そう居なくさせなければいけない。]
(*16) 2012/02/21(Tue) 21時半頃
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いなく……? ローズマリー……? アンタ、何言ってんだい。
[立ち上がり、何やら様子のおかしい彼女に小さく首を傾げて]
(*17) 2012/02/21(Tue) 22時頃
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うふふっ――。
だって、酷い事をした人、は。
復讐されないと、そう其れが果たさないと――。 [怯えていたような表情が瞬間消え去る。
狂気じみた光が翡翠に浮かび。 くすくすと、口元を三日月に曲がる。]
(*18) 2012/02/21(Tue) 22時頃
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いけない、わ。
[交互に現れるそれ。 奥に眠っていた意思が目覚め、 支配するかのように口調さえ、僅かに違う。
断定のような言葉が唇から紡がれる。]
そう、でしょ?
(*19) 2012/02/21(Tue) 22時頃
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[先ほどまでの自分よりもか弱いはずの娘が呟く言葉、その表情にゾッとしたものを覚える]
ローズ、マリー……? 復讐、って……アンタ、まさか……?
[出来過ぎている台詞に主から頼まれていた事が思い出される]
(*20) 2012/02/21(Tue) 22時頃
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そう、しないといけないわ。
無念を、あの時の無念を、
晴らすの。
[翡翠は過去をみているように――。 口調は強く、強く。
復讐をしないといけないと、改めて*紡いだ*]
(*21) 2012/02/21(Tue) 22時半頃
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……いいサ。 アタシも、アンタの味方になってやる。
[復讐を遂げると強く言い切きる彼女に、この村で起こった事を思い出す]
(*22) 2012/02/21(Tue) 22時半頃
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