102 【参加者募集】勇者は異世界からやってくる
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─ 魔王城 ─
[ ガシャン、ガシャンと金属の重い音がする。 左腕、左肩から胸までを覆う黒光りする軽鎧。 しかし、その刺の多い鎧は主に左半身を覆うのみで、右腕や割れた腹筋は剥き出しだ。 背には魔王軍の紋章が描かれた長いマント。 ]
[ 魔王直属の近衛騎士ヴェーラムド・ギデオン……。 それが彼の名である。 ]
[ あちこち跳ねた赤毛は目にかかるほど。 頬や胸には傷跡が走る。 ……しかし、ヴェラは牙も爪も翼も尾も持たない。 近衛騎士を任じられていながら、ヴェラは魔物ではなかった。]
[ 魔王に忠誠を誓う、狂った人間……。 それが、ヴェラである。 ]
(*0) 2013/11/17(Sun) 00時頃
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―魔王場―
[ピーヒョロロロ…… 大きな鷲が空を舞う。 白いフードを被り、長剣を携えた女が右腕を高く上げ、口笛を吹く。
バサッバサッ……
口笛に反応した鷲は降りてくると、女の腕に留まり、ピーーと鳴いた。 それを可愛がるかのように撫でると金属音>>*0が聴こえてきた。 彼女は音のする方を一瞥する。 その目は猛禽類をイメージさせる、金色の目だった]
……ふん。人間か。
[無粋な金属音だ。と思いながら小さくヴェラを鼻で笑った。 魔王に仕えながらも、装備をあまりしていないのは諜報部員のため。 装備が整いすぎていると怪しまれる。 それ以前に邪魔なだけだった]
(*1) 2013/11/17(Sun) 00時半頃
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[ 鷲の鳴き声に、顔を上げた。 そのまま視線で追えば、諜報部員の女へ行きつく。>>*1 ]
……。
[ 侮蔑の音は届かなかったが、女の表情は見えた。 ヴェラはただ静かに目礼だけをして、歩みを続ける。 同じ魔王に忠誠を誓っているとはいえ、人間であるヴェラの立場は低い。 それこそ、魔物が本気でヴェラを食らおうと考えたら、抵抗すら出来ない程だ。 ]
[ 近衛の身分を得られたのも、何かの奇跡に近い。 恐らく、人間離れした狂気に満ちた戦いが、魔王の目に留まったのだろうが。 魔王の心情は、ヴェラには計り知れない。 ]
(*2) 2013/11/17(Sun) 00時半頃
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[静かに目礼していく人間>>*2が目の前を歩いて通る時には、既に眼中にはない。 が、その存在はどうしても気になる。 何故、人間風情がこの城を出入りしているのだろうか。 この人間近衛にするほどの価値があるのだろうか。 確かにあの戦い振りは何か狂気を感じさせたが、ただそれだけだった。
主の考えていることはわからない。 だが、そのことに関して何か進言する気もない。 何か考えがあってのことなのだろう。それなら何も言うつもりはない]
……さて、私達も行くか。ノクティス。
[女は夜と名付けた、その名に相応しい黒い鷲を撫でると、自分も主の待つのいる部屋へと移動した]
(*3) 2013/11/17(Sun) 01時頃
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ペラジー
[名を呼び、目を合わせる]
お前は感じているだろうが、大きな魔力が動いた しかも二か所だ、我らの領土にもなにか干渉された気配がある いまわたしの使い魔を飛ばして場所を探らせているが──
お前は、人間どもの偵察に行って来てはくれないか? 結界が邪魔でな、わたしからやつらの領土の中は見えづらい だから、お前に、直接探ってきて欲しいのだ 危険だろうが……
(*4) 2013/11/17(Sun) 01時半頃
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ヴェーラムド
[もうひとりの名を呼ぶ]
お前は人間だ。人間は魔族とわかる姿をしているものには敵意を向けるが お前は一見、やつらの仲間かと思われる姿をしている これを目的に配下に置いたわけではないし わたしを傍で護るという役割があるのも知っているが……
領土内に干渉してきた魔力が何であるかの確認をしてきてほしい 場所の指示は追って出そう そして確認したその後の行動は、任せよう
なにがやってきたのかまだわからない 我らに敵意を向けてくるものかもしれない だから──お前に任せたい
(*5) 2013/11/17(Sun) 01時半頃
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承知致しました、我が主よ。
[ こちらの立場までも慮る魔王の深い言葉>>*5に、 それまで無表情だったヴェラの瞳に、確かな信頼と敬意の光が灯る。 ]
この身、この姿がお役に立てるならば、幸いであります。
[ 一度身を起こし、魔王のごく近くでもう一度片膝をつくと、 身を深く屈め、魔王のその足の甲へ、口づけた。 ]
侵入者が何者であろうと、適切な処置を致しましょう。 我が主に仇なす者ならば滅びを。 役立つ者ならば、連れ帰りましょう。
(*6) 2013/11/17(Sun) 01時半頃
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[名前を呼ばれ目を合わせる>>*4と先程感じた魔力のことを言われる]
……はい。あれほどの強大な魔力です。 多少なりとも、魔法に関わる者なら気付くでしょう。
[目を伏せ、今はもう感じない波動を思い出す。 この領地にも魔力の反応があると聞いて、そちらにも若干の興味があった。 しかし、主の命令の方が優先度が高い。 それに王国に掛かっている結界のせいで、中が見えないのは知っていた。 彼女は迷う必要などどこにもなかった]
(*7) 2013/11/17(Sun) 01時半頃
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[>>*6跪く姿に満足そうに頷き、くちづけを赦す]
──そうか、連れ帰って、くれるか。ありがたい
その対処が最善だ、仇なすものなら始末してくれ お前が敗けることはないだろう
[信頼を籠めて、囁いた]
少ない指示の言葉だけで真意を拾ってくれるその聡明さ そして宿した狂気を、わたしはとても愛しているよ ヴェーラムド
(*8) 2013/11/17(Sun) 01時半頃
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ああ、ペラジー
[下がってよい、と言ったあとだが、簡潔に名を呼ぶ]
ヴェーラムドに任せた件だが── その姿ならば、途中まで一緒に行ってみてはどうだ?
[猛禽類の美しい瞳が消し去られた姿を見て、微笑む]
それが終わったら人間どもの領土に向かってもらうことになるが
ひとつ、約束して欲しいことは 決して危ないことはしない、ということ
お前は貴重で大事な諜報員だ もしその領土内に現れた何者かが我らに仇なすものだった場合 ヴェーラムドに護ってもらうか、すぐに逃げることだ お前が優先すべきは、情報をわたしに届けることなのだから
(*9) 2013/11/17(Sun) 02時頃
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[ 魔王を見上げ、ふ、と呼気を乱す。 同胞を裏切ってまでも忠誠を捧げた相手からのお褒め言葉は、 快楽の蜜にも似て。 ]
[ しかし、思慕の瞳を再び伏せ、身をかがめたまま数歩を下がる。 ]
その愛に、確かに応えてお見せしましょう。 我が主。
[ ペラジーと同じ場所まで下がり、身を起こし立ち上がった。 しゃん、と鎧が鳴る。 ]
(*10) 2013/11/17(Sun) 02時頃
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何でございましょう。主よ。
[主に呼ばれ>>*9て脚を止め、少し考えるような間を置く。 本音を言えば、行ってみたいような気もしたので、本当はあまり考えていないが。 その後に人間の地に行くことになっても、興味さえ満たされれば全く構わなかった。 大事な諜報部員だと言われれば、嬉しそうに顔を歪める]
はい。必ずや情報をお届けいたします。
[人間に守ってもらうのは別に悪くない。 人間に劣るとは思っていないが、あまり強くないのは事実。 最悪は人間を囮にしてしまえばいい]
(*11) 2013/11/17(Sun) 02時半頃
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御身が飛べることは存じているが。 能ある鷹は爪を隠すと言う。 領地に干渉してきたという侵入者が何か分からない以上、 貴方に何が出来るのか、気軽に見せてやる必要はないだろう。
(*12) 2013/11/17(Sun) 03時頃
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[>>*12にしばらく思案する]
……確かにな。 わからない以上、見せるべきではないかもな。
[見られて不味ければ殺してしまえばいいとも思ったが、この後人間の領地に行くことを考えれば、無駄な労力はつかわない方がいい。
使い魔が厩にいたことを主に知らせるために、小さな鳥を召還し、飛ばしながら頷いた]
(*13) 2013/11/17(Sun) 15時頃
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……騒がしい娘に同意だ。 陛下はなぜこの娘をそこまで……。
……いや、いい。 それを考えるのはオレの仕事ではない。 少なくとも、直接の害はなさそうだ。 オレが今ここで処分する必要はないだろう。 ならば、することはひとつ……。
(*14) 2013/11/17(Sun) 22時半頃
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……主がお気になさるのは、同じタイミングで王国の方から波動を感じたためだろう。
あぁ。そうだな。 連れ帰り、主に見ていただこう。 ……主には後で私が伝えておこう。
(*15) 2013/11/17(Sun) 23時頃
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成程。 こちらは、王国に現れた存在のオマケということか。
[ そんなふうに納得してから、 ふと、眉を寄せた。 ]
それならば、王国に潜入する御身の任務は、 より困難なものなのではないか?
……人間に言われるまでもないだろうが、 充分にお気をつけて行かれるといい。
(*16) 2013/11/17(Sun) 23時頃
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言われなくても、用心はする。 ……無理はするなと仰せつかっているしな。
(*17) 2013/11/17(Sun) 23時頃
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いきなり潜入など、危険なことはしない。 初めは鳥の姿で様子を伺うだけだ。 それなら、初めから鳥の姿で行った方が目立たない。
(*18) 2013/11/17(Sun) 23時半頃
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便利なものだな。
[ ペラジーの計画を聞くと、頷いた。 ……これらの会話は、マドカの傍でなされていたが、 小声であるし魔族語だから、 きっと意味は分かっていないだろう。 ]
こちらでも何か分かったことがあれば、 四ツ葉で知らせる。 そちらからも要請もいつでも受け付ける。 利害一致関係だからな。
(*19) 2013/11/17(Sun) 23時半頃
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さもなければ、諜報部員などやってられん。
[人間の割には流暢な魔族語だな。と思いながら]
承知した。 精々、四ツ葉をあの馬に食われぬようにな。
[今まで自分達が乗ってきた馬を示しながら。 確かあの馬は肉食だったはず、という曖昧な記憶を辿りながら]
(*20) 2013/11/17(Sun) 23時半頃
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……気をつける。
[ 肩をすくめた。 ペラジーから利害の一致によって借り受けた燕だが、 目を離そうものなら、黒馬は気にせず食っちまうだろう。 主人であるヴェラのことにしたって、隙あれば齧ろうと狙っているようなじゃじゃ馬である。 ]
(*21) 2013/11/17(Sun) 23時半頃
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[因みに、四ツ葉が食われた場合は二羽目を貸すつもりはない]
(*22) 2013/11/17(Sun) 23時半頃
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……ペラジー殿。 御身の任務が実り多きものであるよう。
[ 首覆いの中に隠した燕を、 指先で一度撫でた。 ]
(*23) 2013/11/17(Sun) 23時半頃
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あぁ。 そちらも主の警護を任せたぞ。
もし、その小娘が主に害なすものだと判断した場合。 遠慮はいらん。殺せ。 ……いらん心配だとは思うがな。
(*24) 2013/11/18(Mon) 00時頃
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分かっている。
[ 無表情の中に、ほのかな熱欲を秘めて。 ]
心配は無用だ。 マドカが妙な動きをした瞬間に、この細首を叩き折る。 遠慮すべき理由などない。
オレの命は我が主のもの。 我が主はオレの全てだ。
(*25) 2013/11/18(Mon) 00時頃
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貴様が主にとって有用と見られ、且つ、妙な真似をしなければな。
[マドカには聞こえないように、小さな声で付け足した]
(*26) 2013/11/18(Mon) 00時頃
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……だが、オレはそうでないと生きて行けないが、な。
平和な世界に、オレのような狂人の居場所などない。
(*27) 2013/11/18(Mon) 14時半頃
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……この世が平和になったら、あの男はいられなくなるかもしれんな。 どちらが勝とうと関係なく。存在自体が邪魔になるだろう。
[その時は……]
遠慮なく消えてもらう。
[こちらが勝てば用済みだ。 用がない上、存在が危ういのなら消えてもらうしかない]
(*28) 2013/11/18(Mon) 19時頃
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[ 陛下が一言お命じになれば、 オレが君を後ろから斬る。 ]
(*29) 2013/11/18(Mon) 21時半頃
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