181 アイスソード伝記
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そう、口にする私の声は、 たぶん、私が目覚めてから──
はじめて
(-0) 2016/01/23(Sat) 07時頃
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はじめて、ひどく音をきしませて、 はじめて、意味もわからぬままに揺れ
(-1) 2016/01/23(Sat) 07時頃
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はじめて。鼓動も打たぬ筈の心臓をひどく絞られながら、
── 今を、
主の在り様を。拒もうとしていました。
(-2) 2016/01/23(Sat) 07時頃
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き 、 き き。と、 氷った心臓が、音を立てるのを。
心臓が軋むその音を、 私はそのとき、 たしかにたしかに、きいたのです。
(-3) 2016/01/23(Sat) 07時半頃
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ウィリディスの。
幸福で── 無知な剣であった時代の、 その、さいごの音を。
(-4) 2016/01/23(Sat) 07時半頃
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──海の こと。どうか あやまらないで ください。
(-5) 2016/01/23(Sat) 08時頃
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[ だって ]
(-6) 2016/01/23(Sat) 08時頃
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オーレリアの願いは。──叶えていただいていました
(-7) 2016/01/23(Sat) 08時頃
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[ずっと すっと]
かなえていただいて いたんです
(-8) 2016/01/23(Sat) 08時頃
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/* あっ しまったな。 外のはなし数秒で忘れちゃい過ぎだろう。
くっそおおおおミスったくやしい! イワン写植ミスですよ。とかそういうわけにもいかないところで イワンめ!ともいえない!
wwwくっそお!
ないない。 ないないしよう。
(-9) 2016/01/24(Sun) 00時半頃
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/* 相変わらずみせきさんは拾いが上手だよなああ… すげえええきれいなまとめだ
最期のターンにつかわせてもらおうっと メモメモ
(-10) 2016/01/24(Sun) 01時頃
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声が届いてしまったのは多分、
「彼女」が、今もこの身と共にあったからなのだろう───
(-11) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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"レリィ"
[けれど、彼女に呼びかけるこの声は]
" オーレリア "
[逆方向に響くことはない。]
(-12) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[かつて自分は夢を語った。そうして彼女に夢を聞いた。 海を見てみたいと語ったあの時、 共にと交わした約束に、自分はまたひとつ夢を増やした。]
" 一緒に "
" …─── 行こう "
[無垢な瞳を持つ、この剣の少女と共に。 広い広い見知らぬ海を見に行こう。 それは夢となり、いつしか消えぬ憧れとなって己の胸に焼きついた。]
(-13) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[だから半分叶っていたのは、
多分一緒の話で。]
(-14) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[かつて自分は彼女を家族と呼んだ。 一族も彼女を家族と呼んだ。 それを疑問に思ったことはなかった。
けれど、思う。 それは少し違っていたのではなかったか、と。
家族のような、相棒でもあるような。 伴侶のような、…───もっと近しい特別な絆のような。 そんなものとして、自分は彼女を見てはいなかったか。
……或いはひょっとしたら父も、その父もかも知れないけど。]
(-15) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[マスター、と。自分を呼ぶ声がする。 それは迷い子のように、どこか途方にくれたようにも響いて、 何故だか彼女が落とさぬはずの涙を見たような気がした。]
" 泣くんじゃないよ "
" ここにいるから "
[心臓が二つに裂けて、彼女の氷が鼓動を止めても。 凍った身体は、彼女の刃を抱き続ける。 これまでと変わることなく、…これまでよりも一層近く。]
(-16) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[ふわりと気配が動いた。 形なき腕が──腕と思うだけの何かであったかも知れないけど、 それが幻のような白金の髪を優しく撫でる。
己の名を呼ぶ剣の娘を愛しむように。 心に涙を零す彼女を慰めるかのように。]
"レリィ、"
[聞こえずとも響かずとも、彼女の名前を再び呼んで。]
(-17) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[冷気が凝って、やがて弾ける。 自分や祖先や愛しい者らが愛した土地が、 見る間に生命の気配のない白き死の地へと変貌していく。
けれど現世を離れたサイラスの目に映るのはその景色ではなく、 白く冷えた地の中心で、嘆き叫ぶ剣の少女の姿であった。 狂ったように叫ぶ彼女を形なき腕で抱きしめて、 その音が消えるまで、彼女の声が枯れるまでもそうしていた。
その姿は丁度、剣を抱いて凍った己が姿にも似ている。 人の目にも生物の目にも、剣の目にも映らぬ存在は、 そうしてどれだけかの時を過ごした。]
(-18) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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*
(-19) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[うとうとと眠りにつくようにして消えかけていた意識が、 微かに揺り動かされたのは、それからどれだけ後のことだったか。 指を落とされても目覚めることのなかった淡い意識は、 剣の娘の目覚めによって漸く少し目を開けた。]
" …────、あ 、あ "
[ただ。何かが違う。 何が違うのだろうと、少し、首を捻るようにして考えて、 意識は大切な何かがぽっかりと胸から抜け落ちていることに気づいた。]
(-20) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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" おーレ リ あ "
(-21) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[ふつりと、糸が途切れている。 意識にはそれが、ねずみが氷剣の柄に乗ったことによって、 己と剣との繋がりが断たれたのだとまで気付くことはなかった。 ただ、ぽかりとした空白がある。 手を伸ばそうとして、その先もまた空白であることを意識は知った。]
(-22) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[行くのか、と。淡く思う。 彼女は漸くこの外へ行くのだ。 己の手の届かない、見知らぬ地へと。]
──────…
(-23) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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…─────
(-24) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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…… …
( しあわせ に )
(-25) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[言葉も失いつつある消え行く意識が、ほつりと、祈りを落とした。 それは心臓が凍りついたその時に、確か聞いた言葉だ。 幸せでしたと告げられた音、その音に己は祈りを重ねた。
幸せだったよ、俺たちも。 だから幸せにおなり、これからも。]
(-26) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[ ───── ありがとう、 ……
… いって おいで。 ]
(-27) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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[微笑むように薄れ行く意識の脳裏に、青が映った。 眩しいほどの青だった。
" … … "
光が閃くほどの瞬間、過去が掠めた。 "それ"は幸せそうに微笑んで───ちかと小さく瞬き *消えた*]
(-28) 2016/01/24(Sun) 03時頃
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誤表記訂正
× エスペラントはしばらくアイスソードが生んだ極寒の地にて研究を続けたが
○ エスペラントはしばらくアイスソードが生んだ極寒の地の周辺に留まり研究を続けたが
(-29) 2016/01/24(Sun) 09時半頃
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