―道中>>*87―
[セレストやジェフと別れ、目的地へと向かう。
少し、ジェフのあきれたような視線に気が引けたが、あちらはあちらで楽しんでいるのだ。
ならば自分がこうしていて何が悪いのかと少しだけ開き直った。
…と、微かに垂れ下がるクラリッサの耳を見ると微笑して、抱きつく力を少し強めた]
そうがっかりなさらないでください。
その分、私がお相手させて頂きます。
…それではご不満ですか?
[扇情的な笑みを浮かべて問いかけ、奥の扉の一つを指差すと、あの中です、と呟いた。
クラリッサが扉を開けて中に入ると、搾乳機と、搾った乳を入れるタンク。
それから、直に搾る為の鍋のような容器に、搾乳のための台や椅子があった。
それから、ホリーの性感を刺激し、味を高めるためだろうか?
いくつかの玩具の見受けられるだろう。
部屋の中には、幾度にもわたる搾乳のせいか、部屋自体にこびりついた甘いミルクの香りが、微かに漂っていた]
(*90) 2012/12/09(Sun) 23時頃