…あー、はは、キッツぅ…、
[ 堪らない、とばかりに声を震わせ黒い瞳を細めた。誰かの形を覚え込んでいるらしいそこはぴったり自身のソレに合うということは当然無かったが、慣らしていない隙間に捩込むのは息が詰まるほどキツくてイイ。自分勝手な男は、女に挿入する時はいつもそうしているのだった。
傷付けられてさえいなければ。死に瀕してさえいなければ。この哀れで愛らしい生き物の秘部を自分に合う形になるまで犯してやるのに。]
ご主人様じゃねぇ、俺様はケイイチだ
[ "犯していただきありがとうございます"などと玩具然とした台詞(>>*32)を吐く彼女の頬をピシャリと叩いては、呼称の訂正を求めた。挿入の際に呼ばれたものは気に入らなかったらしい。
彼女が誰を相手にしてきたか知らないが、過去のそれらと同一視されている様でイラつく。小さい男なのだ。決して下半身のことではない。
ケイイチだろうとケイイチ様だろうと、自身だけを指す呼び名に変えさせれば、満足げに口の端を吊り上げて抽挿を開始した。ガツガツと自分勝手に、相手の反応など構わずに。]
(*38) 2016/02/27(Sat) 16時半頃