-回想:続-この霧は、ある程度の犠牲者がでないと。晴れることは。ないわ。[簡潔に述べた。どういうものか、ときかれても。そういうものだ、としか言いようがなかった。いや、むしろそんなワケでもなかったように思う。私はただ、誘導したかったのかもしれない。ホンモノの人狼が、人を狩るところを。心待ちにしてたのかもしれない。そんな淡い期待が。胸の中にあったのかもしれない。これが、ホントに犠牲者を求めた。霧と、月なのか。ホントのところは。わからなかった。]
(*32) 2013/09/08(Sun) 23時頃