[冷える―――…感覚がないのにそう感じたのは夜の色が常より深く、残った風の音に人の気を感じさせない静寂があるから。―――…目の前に、確かに"彼"は居る のに。] …届きそうだ…。[星を見て小さく呟く。見上げる灯りはあの夜見たときよりもずっと近くに。冷えた空気により澄んで輝き―――…]
(*15) chiz 2010/09/30(Thu) 22時半頃