は……あ……っ、
[しかし、休んでる暇はなかった。
そう、少女は玩具なのだから。
彼が見つけてしまったナイフに目を奪われ、少女がなにも言わずとも彼はナイフを逆手に持った。それから『愛してる』と囁かれれば、まるで夢うつつのように微笑み]
私も、愛していま……――あ"ぁ"、ぐっ!
[振り下ろされたナイフが、少女の柔らかな胸に突き刺さる。あまりの痛みに、喘ぎ声ではない苦痛の声を漏らしたが、それでも少女は恍惚とした笑みを浮かべたまま男を受け入れ続けた。]
あ"…ぁ!ケイイチ様…ひぎ!?どうぞ、心ゆくまで…あ"がっ、玩具で遊んで下さ…あ"ぁ"!!
[腰の律動と同じタイミングで与えられる快楽と激痛。
ああ、そのどちらも愛おしいのだ。
愛おしい人から与えられる感覚なら、それがたとえ痛みであろうと苦痛であろうと、悦んで受けいれるのだ。]
(*15) 2016/02/28(Sun) 19時半頃