[血の通っていないかのような冷たい手。>>16
どうやらミタシュは本当に機械であるらしい。
守ってあげる、などと言われたのは、トルドヴィンには初めてのことだった。
……この宇宙クラゲにとっても。
だから、トルドヴィンがどう反応するのが自然か、わからなかった。
このクラゲはあまり器用な方ではない。
同胞のように宿主に考えさせて情報を引き出したり>>*1:2、様々な感情を味わう>>*2:33ことが得意ではない。記憶と思考パターンを読み取り、齟齬のないように動く。その程度のことしかしてこなかった。
しかし、今回ばかりはどう対応するべきか皆目わからなかったので、クラゲは宿主に考えさせてみることにした。
その結果があれ>>2:191で、それに対しての反応がこれ>>16だったのだ。]
(*14) 2020/08/30(Sun) 11時半頃