――ホール――>>*4>>*5
[ 口にした魔法薬は甘く、さらりとした飲みごこちでした。喉を伝い落ちると徐々に渦巻き始める魔法の力をお腹の中で感じます。愉しげな表情でわたしを見つめるミッシェル様を見つめ返して、小さく頷きました。]
あんな風にした方が、……その、喜ばれます?
[ ちらと向ける視線の向こう、半人半狼の男性と抱き合う魔女の姿。ローブの前を開けて、形良い乳房が露わになるほど着衣を捲くりあげて。その膨らみに牙を宿した人狼の口がかぶりつくのを、興奮した面持ちで見つめていらっしゃいました。]
あるのは……、やりたい事をやる事だけ。
ぅ、……と。
[ わたしの望み、したい事を問われるミッシェル様の声に、いま求めることは、と考えます。
魔法の腕前を上達したい?
早く大きく成長したい?
この魔法薬の効用をしっかりと体感したい?
頭で考えても、一番の望みが何かは区別できなくて。]
(*10) 2020/10/18(Sun) 14時半頃