[可愛い幼馴染の弟は、これまた可愛く出来ている。
或いはこの兄弟だからこそ可愛く思えるのか。まあどちらでも構わない。
>>@24リツが自らの状態を確認する間も、愉しげな笑みは浮かべたまま。辿り着いた真相には、正解だと告げる代わりに、少しばかり声に出して笑う音が漏れた。
さて、彼はどうするのだろう。
暫しの観察の後に、リツが身を起こす。
距離が詰まれば身長差は明らかで、リツが己を見下す。
ぞく、と背筋が震えた。]
……ッひぁ、あ、 っ
[元より力は強くなく、その上組み敷かれることに抵抗するつもりもない。ただ突然深くなる繋がりに、思いがけず鼻に掛かるような高い声が漏れた。
大きく足を広げる体勢に、関節が軋む。それでも尚、より深く穿たれることを望むかのように両手を伸ばして、リツの身体を引き寄せようとする。
それが叶えば、近づく顔に己の顔を近づけて、唇を重ねる。
精液の味、先走りの味とくれば、次に知りたくなるのは、唾液の味。*]
(*5) nico 2016/06/19(Sun) 03時半頃