――……っは、ぁ、あ、ッん、……っ!
[寝台の上に膝をつき、リツの性器を己の中に埋めていく。
一気に貫くことは出来ず、少しずつ腰を落としていくに合わせて、どうしても声が漏れてしまう。
リツを起こすことになるかも知れないが、ここまでくれば構うことはないだろう。
ぐ、と更に体重を掛ければ、硬く張り出した箇所が前立腺を刺激する。びくりと大きく腰が震えると同時に、リツのものを更に強く締め付けた。]
……は、ぁ、あ、ッ……
[ようやく最後まで腰を落とし、内側をリツのものに慣らす間に呼吸を整える。そこで――――。]
……お、はよう?
[リツが目を覚ませば、ふ、と口角を持ち上げて中を締め付ける。
目を覚まそうがどうしようが、抜くつもりはないという意思表示だ。
勿論、リツとで己を襲うなど本意ではないだろうからどうせなら、ひどくされる方がいい。
沸いた期待に、乾燥する下唇を、赤い舌で舐めて潤した。*]
(*3) nico 2016/06/18(Sat) 18時半頃