―エントランス―
はてさて、今まで何をしていたのだったかねぇ。妖精たちの悪戯か、はたまた己自身の悪戯か……。
[まぁ、どちらも大差ないわけだがね。と、悪戯を成功させた子供のように、それでいてどこかおどけた笑みを零して見せる]
……うん?おや、アイリスじゃないか。その様子から察するに、大変愉快なことに、今の己からはいくらか「足りてない」らしいねぇ。
[…は剥れたように頬を膨らませるアイリスの声>>@308への反応として、さも遊びに興じているかのように、わざとらしく分かり難い言い回しを返す]
おかえりと言われるからには己はどこかに出かけていたのだろうが、重役出勤とは。これはまた、そんな記憶を欠けさせるとは己も随分と興が乗ったらしい。
……ああ、そうだ。これはいけない。己はどうやら礼儀も忘れてしまっていたらしい。
――ただいま。
[遅れて漸く相応しい反応を返すと、記憶を戻すそぶりも見せずに満足したように微笑む。悪びれもしない様子にどのような反応が返ってくるのか。それもまた、興味深い]
(@313) 2014/11/03(Mon) 21時頃