― 厨房→エントランス ―
[バスケットをもってひっそりと入り込む。
飲み終わったワインの瓶とグラスは洗って、ディップの残りは保存庫にいれた。後の私たちの食事の時間にでも使ってもらうとしよう。
中途半端に開けた白のワインも、同様に保存庫にいれた]
………さて、と。
[宴もそろそろたけなわに近いのではないだろうか。
一人を向かわせているので、手が足りなければ手伝えばいい。
ソフィアは接客中。人数には数えない。
厨房を出て廊下を突き進む。
イワンがもし戻ってきているならエントランスで待てばいいか、と楽観的に考えながら扉を開ければそこには当の本人が(>>@300)
思わず呆けてしまったが、すぐに気をとりなおす。
今の彼の記憶がどうなっているのか知る由もないが、とりあえず声をかけねば始まらない]
―――おかえり、イワン。 随分と重役出勤ね?
[少しだけ剥れたように頬を膨らませて言えば、彼はどんな反応をしただろうか]
(@308) 2014/11/03(Mon) 20時半頃