[先程まで一緒にいた若きヴァンパイア・ハンターである彼女に礼を言われれば、小さくだが手をふってその場を離れた後>>285、少しだけホールの方を見る
そこにはサイモンという有名なハンターと会話する青年や女性がいたり、女性同士で酒酌み交わす>>278>>281姿も見られたろう
そのうちの亜麻色の髪の女性が、どこか記憶に引っかかった
勝気だがどこか凛々しく美しい顔立ち。記憶の中の姉が成長すれば多分あんな風なかんばせになるのだろうな、なんて思い首を振る
本当は気付いていた。傍で自分を呼ぶ姉の声は幻であると
小さな頃に別れたっきりなのだから。彼女が傍にいるわけがない
目を閉じて追走振り払えば廊下を歩く
そうこうしていれば廊下を歩く眼光鋭い男性を見かけた>>273]
何かお探しでしょうか
[そう声をかけるが、果たして彼は振り向くか、どうか]
(@229) 2014/11/03(Mon) 00時頃