[自分の疑問に彼女が一言、呟いた後暫し沈黙し>>180
それから何があったのか、彼女がどんな懐古を抱いたのかはわからないが、それでも彼女が今の生を。生きてきた軌跡を
後悔だけはしていないことはわかった
唯――友となった吸血鬼という話には少しだけ目を丸くする
彼女は自分の見立て、というか招待状によればヴァンパイアハンターのはずなのに
それでも友とその個体を呼べるのか。と
それがきっと、彼女の長所であり美展なのだろう
生き物を殺すのに慣れないという
危険な仕事の中国々を行脚することに喜びを見出そうとする
嗚呼、強いなと目を細める
これが人か、これが彼女の、強さかと
小さく微笑むその姿は、1人前のヴァンパイアハンター
それがたとえ力を使うことに喜びを見出したから、流されるままに来てしまったから、そんな一側面があったとしても
それでも彼女は『ヴァンパイアハンター』なのだと、そう思った
生者の、誇りを感じさせた]
(@148) 2014/11/02(Sun) 02時半頃