― 回想:1st day ―
『如何にもこいつは電子音声、
イマドキの携帯は声が出てお喋りもするんでねー。
話しかけるだけで自動で検索してくれたりとか、
テキスト読み上げ機能なんかもあるし。
おにーさん等に合うんじゃない?』
[奇妙な声(機械音)であることには違いないが、目の前のお二人さん>>1:481>>1:496は口振りからして有名な音声アシスタントにも馴染みがなさそうだ。ちなみに俺は端末で話はしても暇な時間に延々端末に話しかける寂しい趣味はない。
にしても、遠くから見ていた時より随分と雰囲気が和らいだのは戦う気のない意思表示をしたからか。
つまり殺生を伴うと気が乗らない>>1:482といった旨の発言に、あぁ、と納得する。
あのひとの倒す系サブミッション、基本的に消滅だもんなぁ>>@77。
にしてもそんなことを言って、後日気の乗らないミッションをふっかけにきたらどうするのか。
あるいは、俺の意思表示も嘘だったら、どうしたのか。
死神らしく思いはしつつも、黙しておいた。
可愛らしい狐が押し潰される>>1:@195のは視界の端で捕えていたけれど、心が軋むこともなく。
そも、このソシャカスにそんなものがあるのかは知らないが。余談]
(@93) 2017/06/14(Wed) 06時頃