[だが余興とばかりに話題が白いフードの少女と、今まさに紳士の命を葬った黒髪の少女の話が聞こえれば、彼らに己の姿を察知されることは恐らくないというのに聞き耳を立てる。
そして昨日別の場所で起きていた礼拝堂で起きた人と吸血鬼の邂逅。
そして、木の枝で酒を飲みながら語らった芙蓉>>18とミルフィの中に見えた関係。
垣間見た人々の様子を思い出しながら、理解は出来なくとも知るために見届けようと。
男達の話題にあった彼女達が、絨毯を赤く染めていること>>84に気付くのはもう少し後。
構えを取る“裏若きハワード”に意識が向けられてしまったから>>+46]
…ハイハイ、俺だけれども。
[面倒臭いことになったなァなんて胸中で呟きつつも、問いかけには素直に片手をひらりと泳がせようとして痛みが走った。
ああ、煩わしい。]
(@91) 2014/11/12(Wed) 01時半頃