―回想・エントランスへ出向く前―[厨房で下拵えを手伝うついでに、自身用のオヤツなども作ったりして。ある程度落ち着いた所を見計らって抜けだした。サボるのにちょうどいい場所を探しながらウロウロしていると、一室から物音(>>@68) ひょっこりと顔をのぞかせる]やっほ、やっぱりベネットだった。お疲れ様~。[ねぎらいついでに作ったクッキーの袋を一つエプロンのポケットに入れ、今日はお客様が来る日だよね、とさらに告げる。もしかしたらその時にもう来ている、などと話を聞かせてもらったかもしれない。 彼はとても気配に敏いから。もし聞かせてもらったならば、大慌てでエントランスへ飛んでいっただろう。彼女にとって客人が来るのはとてもとても楽しみだったので]
(@79) 2014/11/01(Sat) 06時半頃