[フランクには敵わないが、華月も分身を幾つか蒔いて、ビルの様子を時折観察している。その中の一羽がひらひらと戻ってきたのに気がついて。>>133]
ん?おかえり。
何か運んできた……ってこれは!
[同胞からの贈り物を運んできた蝶は、華月の手の中で淡く光り、昏さを含んだ真珠色の球へと変わった。]
あー……いい色。
[宝石を扱うような手つきで、口へと運んでキスをする。そのまま表面を舐めながら奥へと招き、こくりと飲みこんだ。]
……もー、だから君は最の高なんだよ!
いっぱいちゅき……
[不安の感情を食らえば、その味が全身に染み渡るような心地。ケイイチ、という名の人間が仮の宿となったことをそれで知った。分け与えてくれた魔に感謝しながら腹を撫でる。かの魔のことは好きだ。乗っ取った人間の絶望を分けてもらいながらのセックスとか、色んな意味で美味しくて大好きだ。]
今回は潜入するのかな?頑張ってきてねー!
[対魔忍たちと既に接触していればこちらに反応出来ないだろうから、蝶は飛ばさずにその場で拝むポーズだけしておくのだった。*]
(@71) 2018/02/20(Tue) 23時半頃