― 廃病院 ―
[>>@66淫猥な行為の間のじゃれ合いだ。自覚はある。
放り投げられた靴下はフランクに当たることなく、床を転がった。
わざわざそれを拾い上げる必要性は感じられず、理由も無い。結局は片足が素足のまま、歩き出すことになった、けれど。]
いや、んなつもりねぇけど?
[丸呑み、くすぐり共今後に備えた試作品。
神経回路をフランクと繋いではいない、いうなれば自動で動く玩具のようなものは、単純なプログラムに沿って自発的に動く。
つまり数本の触手が性器に向かったのは「そういう動作」を行うプログラムの一環。
後ろを犯すのも、密集した壷の中にある身体を絶えず嬲るのも、そういうことだ。
腹や胸を、つるつるとした触手が際限なく撫でる。
尖った箇所を見つければ、そこを執拗に押し潰しもする。
触手を受け入れる為に口を開いた先端に、細い触手はうぞうぞと頭を突っ込もうとする。
それでも自分が太いのだと気付けば、触手は更にその身を細く、細く作り変えて――内側から性器を犯そうと。*]
(@68) 2018/02/23(Fri) 00時頃