[知らぬ場所で知古の者と手を握る。
もし一人であったならと考えてやめた。
不毛な考えはいらぬ不安を招き起こすだけ。
今ある温もりを離さなければ、それで良いのだから。
アイリスの呟き>>@47にはしてやられたとばかりに軽く舌を出した。
クラリッサは彼女の目配せにどのような反応を示しただろうか。
同意するようなことがあれば、少しくらいは殊勝な態度を覗かせただろう。
すぐそばで視線を感じれば軽く一度見下ろし目元を和らげただろう。
そして、新たに加わる仲間の声>>@49>>50にはこっそりと冗談を混じえるのだ。]
あの声はベネットとオスカー…か?
オスカーはともかくベネットの顔は今日一日も見てねェなァ。
[くつりと咽喉を鳴らして揶揄れば誰からかの反応はあったか。
双眸を眇めて視線を再度先に移せばやがて見えてきたふわふわと宙に漂う妖精の彼>>@51]
(@55) 2014/11/05(Wed) 15時頃