――廃病院――
あ、真緒? 逢いたかったんだ!
……あいつが熟す、か。
[懐かしい友人の名に、欲情を隠さぬ顔で舌舐めずりをする。
ただフランクとの約束は後になりそうだと、ため息一つついて]
なーそっちに今フランクいるんだろ?
どんなん? かわいい?
[などと名残惜しく付け加えた質問の返事が帰ってくる前に、通話は切れた。
いじわるだなあ、などと呟いた後に、随分前から機械の攻めが止まっていたことにようやく気づく]
終わりかあ。まあ、ちょうどいいけどさ。
んん、っ、あ、ぁあ――……っ、
[尿道から触手を引き抜くと、開放感に蕩けた声を漏らした。吸われてしまったらしく精液は出ない。しばらく肩で息をした後、壺の縁に手を掛けて抜け出した。華月も助け出すと下ろしてやる。
――さて、また感動の再会をしに行こうか**]
(@49) 2018/02/25(Sun) 00時頃