[床に転がった半獣の身体をべたべたと触り確認する。
相手が動けないことをいいことに、耳と尻尾は余念なくもふもふしておいた。
バイタル的に問題がなさそうだと確認したら、ポケットから透明な液の入った試験管を取り出し、注射器へと移す。]
小さい身体のままだと、たぶん脳を壊しちゃうからねー。
ま、バレないと思うけど、バレたらたぶん君は殺されるから、黙っとく方がいいんじゃないかな。
[そう言いながら、先程の注射で血を流す傷口へ、動脈目がけて細い注射針を突き立てる。
少し粘度の高い液体は、血管を圧迫するような痛みを与えるだろうか。きゅーっと最後まで押し込むと、その針を抜いた。]
うふ、ふふふっ くふふふふ
身体の痺れはすぐに切れるだろうけど、
こっちの効果が出るまでは時間がかかるから、楽しみにしてて!
[相手は半獣。痺れ薬が早く切れる可能性も高い。
襲われては大変だと、"実験"を済ませた後はすぐに退散して行った。]
(@47) 2016/06/06(Mon) 00時半頃