―――救護室―――
あら、私に隠しごとが出来ると思って?
…まぁ、その辺りは責任者の宿命よ。諦めなさい
私、貴方には期待してるんだから
[軽い口調で肩を竦めて、マリベルなりに励ましを送る。彼のことだから、自分が言うまでもなく職務を全うしてくれるのだろうけれど。
その後に続いた歯切れの悪い答え>>@38には、眼鏡の奥の目を丸くした。なるほど、彼の表情を曇らせているのは、その「心当たり」なのか。]
ただの噂よ…って、笑い飛ばしたいところだけど
あなた、勘が鋭いものね
[そうでなくても、自分の死なんて、予言される方は堪ったものではないだろう。
どう声を掛ければ不安を和らげることが出来るのか、わからない。現世に長く留まっているくせに、肝心なことは何も身につかないままだ。
己の不甲斐なさに小さくため息をついて、彼の落とす言葉に耳を傾けた。]
(@42) 2015/02/02(Mon) 01時半頃