あら、交渉決裂かしら。残念ね、お嬢さん。それにあたしの剣は、言う程品良くないの。ごめんなさいね、お眼鏡に適わなくて。それとも、大した事ない慧眼だったのかしら?
[綾瀬の言葉>>189にはそう答え、彩衣は緩く微笑する。冷めた温度はそのままだった]
あはっ、あははっ。
書庫の刑なんて闇に閉じ込める様な事をしてどうするの?
闇はあたし達魔女にとってはただの力の源よ。絶望には、なりはしないわ。
[>>187の不二の言葉にはクスリとシニカルな笑みをひとつ返した。
怯える子供ではないという、必死の虚勢。実際暗闇なんて怖くはないが、不二と対峙するという事が彩衣の心理を揺さぶっていた。
そうして不二が氷の矢を呼び出したのを見た時、わずかに眉を寄せた。
水系統に属する攻撃は、苦手なのだ。それでも、引く気はないのだが。
そんな内心をひた隠すと、今度は綾瀬も水と風を使って己の視界を塞ごうと魔法を発動させる>>193]
(あー、これはさすがにヤバいかな……)
[己の劣勢を自覚しながらも、目を閉じる事はしなかった。
そんな時聞こえてきたのは、眞の声]
(@33) 雪夜 2013/08/27(Tue) 23時頃