―――救護室から廊下へ―――
へっ?どうして…?
何者なの、貴方?
[握手なんてしたのは、本当に久しぶりで>>@30。
温度や触感なんて感じなくなったはずなのに、幽体の手を握り返す掌は温かく、そしてぶ厚いような気がした。]
そうだったの。よろしくね、マザー
ふふ、ここのベッドは、どれも頑丈だから大丈夫よ
…毛布からは、足がはみ出しちゃうかもしれないけれど
[くすくす笑いの後、申し訳なさそうに眉根を寄せる。
そろそろ、情報収集に戻らないと。]
ごめんなさい、マザー
せっかく知り合えたところだけど、私、行くところがあるの
どうぞゆっくり休んで行ってね。じゃあ、また
[右手を挙げたマリベルの姿は、沼に吸い込まれるかのように、石の床へと沈んでいく。そのままするりと階下の天井に抜け、廊下へと体を滑らせて移動する。未だ話を聞いていないゴーストたちを探すために。]
(@31) 2015/02/03(Tue) 00時頃