─それからの話─
[部屋割りの諸々の手続きを終えた頃、取り合えず壊れる前に無事にルーレットで運ばれた生徒達がラウンジに辿りついた事に気がついて、ソファから立ち上がる]
一気に四人落ちねぇ、こりゃ壮観な図だわー。
[何て独り言を呟きながら、彼らの元へとぴょこぴょこ近づいていく。
そのうちの一人、眞と歳の近そうな青年がまさに眞の名前を口にした(>>80)のを耳にして、思わずその顔をまじまじと見つめてしまう。
そうして、苦く重苦しい記憶の中の面影とその人が重なり、すぐに端末から新入生情報を呼び出した]
───不二 英知………!
[新入生の名前は適当に頭に入れてはいたが、その時は名前を記号程度にしか捉えていなかった。
改めて記憶の中の面影と重なるその顔と名前を合致させ、声を震わせながらその名前を絞り落としていた。
その囁きを当人が、あるいは誰かが拾うかは判らない──]
(@27) 雪夜 2013/08/27(Tue) 16時半頃