[それでも愛撫は優しいまま、しかしけして逃がさない。
獣の毛づくろいのように丹念に肌を舐め、吸い、色づかせる。時折頭と、耳まで撫でる。
左手で芯を擦る大きな手は、弱いところを探るように指を絡ませた。
先端に唾液を付けた指で水音を立てて、また潤み始めるまで攻め立てた。
その間もじっと彼を見据え、わずかな反応も見逃さない。
真緒が声の一つでもあげたなら、鈴をつついて教えてあげた。――これが、気持ちのよいことだと]
ほんとに精液ついてないな。
突っ込まれたのに途中で出されたのか?
うえー、ひどい鬼畜だなそいつ。
[芯が完全に勃ち上がった後、気になっていた後孔を調べて、憐れむ視線を真緒に向けた。ゴムを使ったという発想はない。
それならば、と珍しく別の「やる気」が出る。
どれくらい咥え込んだのか、どんなふうに突かれたのか、想像を膨らませながら指先で肉壁を広げていく。凝りを見つければ、二、三つついて真緒の反応を見た後、ゆっくりと指を引き抜いた]
なあ、真緒。
これほしいか?
[衣服をくつろげ、硬く勃ち上がった自身を後孔に擦り付ける。
ここに入るのだと教えるように、下腹を優しく撫でながら*]
(@17) 2018/02/27(Tue) 21時頃