あ。はい、ありがとうございます。
[と何故かお礼を言ったのは、その安心させるような笑みにつられて。
アイリスも少し安心したらしい。
忙しい様子を見る目は、恐る恐るから興味を持った猫のように興味津々で目を移すようになって。看護科でも薬は扱うけれど、こうして実験をするような扱い方はしないので物珍しいようだ。
けれど、不幸な事故と聞けばまた手をぎゅっと握って緊張したようで。]
誤解・・・、ですか。
[神妙に相槌を打って、息をのんだ。でも誤解はちゃんと解けたと聞いて、アイリスは今度こそ安心したらしい。]
良かった・・・ケイ兄はいつも、あと一言が足りないですからね。
[と言いつつ、心底ほっとしたようだ。
いつもいつも心配になるけれど、今度もまた心配は杞憂だったのだ――。
良かった、と思いながら、脱力したようにへにゃりと微笑み。]
クリスさん。ケイ兄はちょっと言葉足らずのそそっかしい人ですが、今後ともどうかよろしくお願いしますね。
[と言って、ぺこりと頭を下げた。]
(@14) 2015/03/08(Sun) 22時半頃