はい。
[ケイ兄の妹と認識をされているということを、アイリスは嬉しく思った。
――それがどこで見られていたか、までは知らぬが仏で。マドカさんと同じく、それが食堂の時と知れば恥ずかしくて赤面してしまったかもしれないけれど。
相手が小さく笑みを浮かべれば、少しほっとして。]
ケイ兄の部屋、ですか。
[どこかで、入れ違いになっていたのかもしれない。
探した中には、ケイ兄の自室も含まれていたから。
と思いつつ、アイリスは"多分"という言葉が気になった。
クリスさんは、何かを知っているのかもしれないと。]
・・・ケイ兄が、何か、とんでもないことをしてしまったようなことをメールしてきたのです。人生が終わる・・・とか。
何か、知っては・・・いませんか?
[アイリスはその忙しい様子を目で追いながら、恐る恐る声をかけた。
なるべく、邪魔になりたくないと思っているようだ。]
(@11) 2015/03/08(Sun) 22時頃