── 9 ──[地上へ離脱した彼らの近くへやって来ていたのは、母を喪ったことで殲滅の名を遂行せんと起動した、女神の最期の独楽であった。Reinaと呼ばれた彼女は、立て続けに姉妹を失った悲しみと、己の行為と望みとの乖離、狂気の狭間に苦しみ、>>3:72自ら命を断ってしまっていた。殲滅の独楽の前へと進み出たは、天の守護者。より強きモノとの戦いを求める彼は、覚醒した女神の娘との戦いに本領を見出す。激しいやり取りに笑みさえ浮かべ、やがて雷神の名の如く激しく、命を散らしたのだった。]
(@8) 2014/11/19(Wed) 00時半頃