ひ ッぁああああアア!?
[一突きで絶叫する。
何が起きたか分からないまま、嬌声だけが狂ったように吐き出された。
激しい動きに媚肉は悦びを示し、小刻みに動く肉棒を離すまいと強く抱きしめた。
開きっぱなしの口の端から、涎がだらしなくこぼれていく。
突かれるたびに耐えようとする意志が、端からぺきりと折れていった。
地獄だった。決して手放せないものを握りしめているのに、自分の手が勝手に開いて落としていく。
必死にブローリンの顔を思い浮かべようとしても、あの赤い眼光が目に焼き付いて離れない]
やめっ、うる、さひッ!
[耳まで侵されるなんて考えもしなかった。まるで脳まで貫かれているような錯覚に陥る。
気持ちよくなんかない、と唱え続けていた声がすべて、淫猥な水音に変わる]
(@6) 2018/02/27(Tue) 00時半頃