── 森・上空から ──
………あらぁ?
[色の絨毯を目指す最中、上空から気がつくのは2つの影>>28>>31。何方もピクリとも動かない。小首を傾げて、其処へと降り立った。]
キリシマぁ……と…?
あぁ、気配の消えた"美徳"って此奴ぅ…
[先程感じた消える気配の方向的に倒れている男で間違い無いだろう。その肩をコツンと蹴飛ばしてみる。彼の身体からは何故か仄かに悪魔の香りが漂う。それは懐かしい香り。]
んん……フェグの匂い……
怠惰に堕とされた天使、かぁ。
絵になるぅ。
[生きているのか死んでいるのかそれは不明だが、気配が感じられないほど怠惰に食われた以上、生きていたとしても動くことは叶わず、その肉体が朽ちるまでその花に栄養を吸い取られることだろう。薄っすらとその身に咲く花は実に綺麗に色付き、香りは辺りに芳しく漂っている。それはこの男の内なる感情の豊かさの表れでもあった。今一度その肩をコツンと蹴飛ばす。]
ご愁傷様ぁ。
ニンゲンの器って不便よねぇ?
(@5) 2015/01/02(Fri) 09時頃