んっ、〜〜〜〜え? 何? ここドコ?
[気が付けば、知らない場所に横たわっていた。
先程ぶつけたのか、少し痛む頭を押さえながら立ち上がろうとした時。ぴょんぴょんとかかしが飛んで来たじゃないですか。どういうこと?
理解が全然追いついてないのに、このかかし、招待状を持っているかと聞いてくる。]
???? 何いってんの? 持ってるはずが
[それよりもここはどこ、と聞こうとしたけれど
オウム返しならぬかかし返しに、何度も招待状のことばかり聞いてくる。持ってない、って何度もつっぱねたのに。指さされた先を覗き込めば、謎の紙切れが落ちていた。
──? わけわかんない。
[現状を聞こうとする前に、かかしは会場を指して何処かへ消えてしまった。確かにお城っぽいのが見えるけど。
……ぼうっとしてても仕方がないので、とりあえず「会場」と呼ばれたお城に行くことにした。
あたしはまだ、この先起こることを知らない。
予想すらできるはずもない。
少し前、ぼうっと妄想していた刺激が現実となり、すぐ目の前で待ち構えているなんて!]**
(@5) 2020/09/19(Sat) 17時頃