[ちょうどその時。
空から笑いを堪えるような声が降ってきて、マリオとモスキートに挑戦状を叩きつけたのでした。
きょとんと目を丸くして振り返ると、にやにやしている男の人と視線が合います>>121。
しかしマリオの気を引いたのは、なぞなぞの内容でも、真っ白な髪でもなく。]
コットンキャンディだ…!!
[見開いた目をキラキラさせて、無自覚にそう呟きます。
放っておくとすぐ萎んでしまう、ふわふわの甘々。投げかけられた問題なんて、お菓子の前ではどうでもいいこと。手を離した風船みたいに、たちまち頭から飛んで行ってしまいました。]
えーっ、ずるだ!そんなのありかよ!
そんなに食べなくたって、おなかいっぱいになるもん!
[茶目っ気たっぷりに告げられた答え>>138を聞いて、やっと現実に帰ってきたマリオは、頬を膨らませて文句を言います。
自分の答えを待ってくれなかったのが、彼の自尊心に小さな傷をつけたようです。
しかし、そんなプライドもお菓子の前では無力。綿あめが目の前に差し出されれば、たちまち不機嫌も治ってしまうのですけれど。**]
(@4) 2015/01/08(Thu) 17時頃