[言うとおりにケヴィンが舌を出せば、>>0:157主が一平太に施した仕草を真似て、煙草の火をその粘膜の上に押し付けようとする。
もちろん、拒んでも構いはしない。
その場合は整った顔に、横から拳が飛ぶだけだ。
――いや、拒まなかったとしても火の消えた煙草を放り捨てれば、同様の行動を取るのだが。
拳が強かに頬を打てば、ぞわりと全身の皮膚が粟立つ。
そのまま数発遠慮もなく打ち込んでから、短く刈られた前髪を片手で乱雑に掴んだ。
頬が腫れようが、頭皮が傷つこうがフランクは構わない。
傷を治すだけなら幾らでも手段はあるのだし。]
っく、はは、あー……やべぇ
[呟く声にも、彼を見る目にも、興奮を隠さない。
主や華月、或いはケイイチが見ていても構うことはなく、今度は乱暴に唇に噛み付いて、柔らかな肉を削ごうとする。
――今のフランクを押し留められるのは、主の声だけだ。**]
(@2) 2018/02/21(Wed) 00時半頃