―――夕闇に染まる街の中―――
[ズボンのポケットには、なけなしのおこづかい。
それから飴玉と、溶けかけたチョコレート。
頭には、お気に入りの大きな帽子を引っかけて。
いつもの「そうび」で、マリオは大通りを西へ進んでいきます。
見慣れた街並みの中ですけれど、気分は一人前の冒険者。]
ひゃーっくにーんでふっふふーんふーん♪
…ん?
[ちょうど、前方に大きな噴水が見え始めた頃でしょうか。
くりくり大きなどんぐり眼に、興味を引く何かが映ったようです。
通りの真ん中で足を止め、マリオはにぃっと笑いました。]
やっぱり…おーい!モモねーちゃーん!
[ぶんぶんと手を振って、小さい体で精いっぱい存在をアピール。
大きな男の人>>69と一緒にベンチに座っている少女>>43は、こちらに気づいてくれたでしょうか。どちらにせよ、マリオはすぐに彼女の元へ駆け出すことでしょう。*]
(@1) 2015/01/08(Thu) 00時頃