[真実を告げれば胸倉を掴まれ、野山田に殴られるまま>>+2>>+3、ただ目を閉じて耐える。殴られる痛みよりも、投げかけられる言葉のほうがずっと胸を抉っていく]
『てめぇのせいで』
[その言葉に、自身の罪の深さを改めて思い知る。そして怒りを真正面からぶつけられることに、心のどこかで安堵している自分がいた。自分は、ずっとこうして誰かに自分の罪を責められたかったんだと、初めて自覚する。そして、そんな自分を酷く嫌悪した
ふいに胸倉を掴まれていた手が放され、そのままガクリと膝を付く。ぽたり、と地面に落ちる水滴に見上げれば、涙を流している野山田がいた]
野山田・・・・・・。
お前の気の済むまで、殴ってくれていい・・・
本当に、本当にすまない・・・・・。
[滂沱の涙を流す野山田に、涙を流して謝罪を重ねるしか出来なかった。]
(@0) 2010/04/26(Mon) 01時半頃