54 雨降る夜に君の心の音を聴く


【秘】 御者 バーナバス → 洗濯婦 セレスト

>>-1323 セレスト

 さすが「お姉」、だな。

[少し前に聞いた、彼女の一人称をからかうように。
 それから少しの間、空を見上げるセレストの横顔を眺め。
 未来へ想い馳せる彼女につられるように、自身も波紋の影の広がる天井を見た]

 いや、第38居住区は――

[言い掛けて、何かに気付いたように言葉を切る]

 そうだ。
 あの場所も、こんな風に天井が、見えていた。

[鮮明過ぎる記憶を辿るように、瞳を閉じる]

(-1573) suzukake 2012/08/02(Thu) 02時半頃

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