…ここは、楽器を弾くための部屋なのに。
本当に変態だね、君は。
[期待にこちらを見つめる唇に自身の人差し指を無理やり入れれば、唾液と絡まる舌を探りあてたか。
もし、見つけたのなら彼の赤い舌を人差し指と中指で挟みながら、涎に塗れた指を引き抜き、笑みを浮かべただろう。
濡れた指を窄まりを数度なぞれば、そこは求めるようにヒクついただろうか。
どちらにせよ、ゆっくりと焦らすように指を入れ、彼の身体が弓のようにしなるまで、永遠と媚肉の中のシコリを擦り続けただろう。]
ほら、ノックスなら出来るだろ?
ちゃんとこっちに向けて。…ほら。
…ぜんぶ、のみこんで、ね?
[腰を掴んで、邪魔な布など取り払えば、いきり立つ楔を彼に打ち込んで、]
……っ、ね。子供…出来ちゃうんじゃない?
[打ち込みながら、冗談めかしてそういって。
震える彼の体躯に重なるように肌を合わせれば、耳朶に軽く噛み付き、黒鍵に白が乗せられるまで身体を揺さぶり続けただろう。]
(-979) minamiki 2014/07/05(Sat) 02時頃