[ごく稀に、それでも数えきれない程のこれまでのセックスにおいて、アオから持て余す熱を訴えられることは更に稀だった。
故に、快楽には素直でも「誘う」こと自体には抵抗があるのだろうと思う。
「言え」と言われているも同然の言葉を前に言い澱む姿に生唾を飲んでしまうのは反射。>>-667]
……うん、ごめんな、意地悪した。
俺も、
[焦れて掌に剥き出しの粘膜を押し付ける様に男は興奮したが、言わされたアオはたまったものじゃないだろうと、素直な謝罪に血の止まった唇で触れるだけのキス。>>-668
アオに触れられて思わず一瞬腰が引けそうになった熱源を、今度堅さを意識させるように押し付けて、]
「俺」で、
[膝まで濡れた太腿を持ち上げて膝頭で彼の双丘のあわいを突く。]
「アオくん」を、いっぱいにしたい。
君の――「恋人」に、なりたい。
(-683) Ellie 2019/10/17(Thu) 15時半頃